コロナに襲われた2020年を振り返り、「不安の中でも楽しみを見つけることが大事なんだと思いました。子供もあんまり外に連れていけなくて楽しくなかっただろうけど、家でできることで楽しませなきゃという感じで、結構頭を使う1年でしたね」と回想。仕事も「いろんなものが飛んで、スケジュールがぐちゃぐちゃで、今年の作品が2021年に流れたものもありました」と、大きな影響を受けた。
4月にはYouTubeチャンネルを開設し、飾らないキャラクターが魅力で人気となっているが、「実は前からずっとやりたかったんです。でも、どんどんみんなが始めてきて、早くやらないと!と思って始めたんですけど、インスタの延長線の感じでやっていて、楽しいですね」と充実の様子。
来年は「ちょっとでもみんなと会いたいですね。ご飯も全然行けてないし、普通に暮らしたいです(笑)。通常の世界に早く戻ったら、今年会えなかった分、いろんな人に会いに行きたいし、旅もしたい。今年はびっくりしちゃうくらい家にいて、家のことしか思い出がないので、来年はもう家にいたくないです(笑)」と願った。
●仲里依紗
1989年生まれ、長崎県出身。06年に劇場版アニメ『時をかける少女』でヒロインの声を務めて注目を浴び、10年に映画『時をかける少女』『ゼブラーマン~ゼブラシティの逆襲~』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の映画賞を受賞。『ヤンキー君とメガネちゃん』『ホリデイラブ』『黒革の手帖』『恋する母たち』などのドラマに出演する。13年に結婚、20年にYouTube公式チャンネル『仲里依紗です。』を開設した。