• スティーブ・ジョブズにふんして大会のリニューアルを発表するレイザーラモンRG

そのほか、演出面も全面的に刷新。有名ミュージシャンに番組の音楽プロデュースを依頼しており、新たに大会を象徴するようなオリジナルのテーマ曲や出囃子(でばやし)などが制作される。そして、これまでピンク色をベースにしていたロゴやスタジオセットなど、ビジュアル面も一新される。

従来の決勝は、12人が3ブロックに分かれ、勝ち上がった3人がファイナルステージでぶつかるというトーナメント方式だったが、この審査システムについても「一旦ゼロベースで考えていく形です」とのことだ。

■カタカナ表記で「硬派な感じに」

こうした様々な改革を象徴するのが、『R-1ぐらんぷり』から『R-1グランプリ』へのタイトル変更。「“ぐらんぷり”というひらがな表記は、『M-1』さんとのかぶりを避けるためだったというのも聞いているんですが、より賞レースというイメージを強くするため、カタカナ表記で硬派な感じも出せていけたら」と、緊張感を引き出す狙いも込めた。

エントリーの受付は今月25日まで。出場に向けてネタを作る芸人たちとともに、新生『R-1グランプリ』の成功に向け、裏方も汗をかいて動き始めている。