次世代のGAFAM? 中国企業群「BATH」に注目

5企業の総額だけでも日本の時価総額を上回るGAFAM。もはや超えられないほどの大企業に思えますが、次世代のGAFAMと呼ばれている企業も多くあります。そこで注目されているのが中国企業群「BATH」です。

BATHとは、「百度(バイドゥ)」「阿里巴巴集団(アリババ)」「騰訊控股(テンセント)」「華為(ファーウェイ)」の頭文字をとったもの。読み方は「バース」です。例えば、2020年7月にはアリババ)が米株式取引でFacebookを一時上回る事態となったほか、テンセントもFacebookの時価総額にたびたび迫っています。

  • まだまだある巨大IT企業の総称

    GAFAMの他にもさまざまな企業の呼び名があります

まだまだある巨大IT企業の総称

主要IT企業の総称はGAFAMだけではありません。他にも多くの括りがありますので、ご紹介します。

GAFA

GAFAとは「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の総称です。それぞれの頭文字を取っており、「ガーファ」と読みます。

FANG

FANGは「Facebook」「Amazon」「Netflix」「Google」の頭文字を取った呼び名のことです。「ファング」と読みます。

FAAA

FAAAは「Facebook」「阿里巴巴集団(Alibaba)」「Amazon」「Alphabet」の総称です。AlphabetとはGoogleの親会社を指します。「ファアア」と読みます。

FAANG

FAANGとは「Facebook」「Amazon」「Apple」「Netflix」「Google」の頭文字か取った総称です。読み方は「ファング」です。

FANNG

FANNGとは「Facebook」「Amazon」「Netflix」「NVIDIA」「Google」の呼び名です。読み方は「ファング」です。読み方は「FANG」「FAANG」と同じですが、入っている会社はそれぞれ違うので注意が必要です。

NVIDIAとはアメリカにある半導体メーカーです。XBoxやプレイステーションなどのCPU開発も行っています。

  •  次世代のGAFAMは?

    アリババをはじめとする中国IT企業の躍進も見逃せません

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世界を席巻するIT企業であるGAFAM。私たちも日々GAFAMのサービスを利用しています。GAFAMは多くのユーザーから得たビッグデータを利用し、私たちの生活の新たなインフラとしての役割を果たしていくでしょう。現在は中国企業の躍進も目覚ましいものがあります。BATHをはじめとするIT企業の活躍にも目を離せません。