卒業後は、プライベートをどう充実させるかというのも、一つ大きな挑戦だという。「NMB48にいると毎日スケジュールが詰まっていましたが、1人になって時間ができたらどうなってしまうんだろうって。時間があることがプラスになればいいですけど、プライベートを充実させることを知らない10年間だったので。旅行に行ったこともないので、旅行のチケット取れるのかなぁとか、未知の世界ですが、車の免許をとったり、いろんなことに挑戦してみようと思っています」

コロナ禍の自粛生活で休日の大切さも感じたそうで、「今までは休みなんていらないと思っていましたが、家にいて家事をするという生活が嫌いではなかったので、身の回りのことをちゃんとできるくらいのリズム感を作りたいなと。最近は時間があるときはちゃんと自炊もするようになりました」と家での時間も大切に。そして、「アイドル生活の中で、自分がやることを全部ファンの方にお届けするスタイルを築き上げることができたので、そういったこともどんどん見せていけたら」と、生き方そのものを積極的に発信していく。

24日に大阪城ホールで「NMB48 吉田朱里卒業コンサート~さよならピンクさよならアイドルから」を開催する吉田。ABEMAでは、同コンサートを『NMB48ライブ@大阪城 生配信! 卒業する吉田朱里推しアベマ独占増設カメラ放送』と題し、ABEMA PPV ONLINE LIVEで18時から生配信し、吉田を追いかける独占映像を含めて届ける。また、22日19時からは特別番組『NMB48吉田朱里あさって卒コン! さよならアイドル…卒業直前のアカリン独占60分』を配信する。

吉田は卒業コンサートについて、「今までいろんな先輩方、同期、後輩メンバーが卒業していきましたが、誰ともかぶらない卒業コンサートだと思っていますし、びっくり箱みたいになっていると思います。どの時代の私のファンの方も、最近好きになってくれた方も楽しめるような内容になっています」とアピール。

また、吉田だけを追うABEMA独占の“吉田朱里推しカメラ”があるため、「気が抜けない」と言い、「私だけを追ってくださるので油断できないなと。私、後ろを振り向いたときに、けっこう変顔しているんですよ。しんどくなったときとかに。そういうのを気をつけないといけないなと思っています」と笑った。

最後に改めて、卒業後の活動について「皆さんの人生に寄り添えるような、女性として憧れてもらえる存在だけど、どこまでいっても身近に感じられる人になりたいと思っています。皆さんが困ったときも、アカリンのところに帰れば大丈夫って思ってもらえるような安心感のある人になりたいです」と笑顔で語った。

■吉田朱里
1996年8月16日生まれ、大阪府出身。2010年に「NMB48オープニングメンバーオーディション」に合格し、NMB48の1期生として活躍。2016年にYouTubeチャンネルを開設し、美容系YouTuberとしても注目されている。24歳の誕生日を迎えた今年8月16日に自身のYouTubeチャンネルで行った生配信でグループ卒業を発表。10月24日に大阪城ホールで卒業コンサートを開催する。