自己PRで向上心をアピールする場合の注意点

自己PRで向上心をアピールする場合、注意しておきたい点が3点あります。自己PRを作成する際、どういう点に注意すべきか知っておきましょう。

■努力が目標となっていないこと

向上心を自己PRすると、つい「頑張りました」「努力しました」で終わってしまいがちです。

しかし、具体的な対処方法や結果はどうだったのか、失敗に終わった後どう対処したかなどの説明がないと、採用担当者側としては、仕事で向上心がどのように活かされるかというイメージができません。

努力したことが目標になっていないか、作成したPR文を読み返しましょう。そして、なぜ努力したのかという動機や目標、具体的な手段、結果がイメージできているかを確認してください。

■協調性やチームワークも重要

向上心を説明する際、できれば周囲の人間と協力したエピソードを選びましょう。協調性がある、チームワークができる、といった面もアピールできると、向上心との相乗効果でより効果的なアピールができます。

■面接での質問対策で複数のエピソードを準備

面接の質問では、自己PRした以外のエピソードを聞かれることもあります。質問対策として、向上心を説明できるエピソードを複数用意しておくと安心です。最初の自己PRで周囲との協調性を織り込んだエピソードを紹介したなら、質問の回答では別角度からのエピソードを用意しておくといいでしょう。

  • 自己PRで向上心をアピールする場合の注意点

    自己PRで向上心をアピールする場合の注意点

自己PRで向上心という自分の魅力をアピールしよう

向上心は、どのような仕事でも魅力となり得る強みです。ただし、向上心を発揮して努力することだけが目標となっている自己PRでは、採用担当者に響くアピールポイントにはなりません。

向上心がいい結果に結びつくよう、努力の方向が正しいかを確認しながら物事を進めたエピソードを示し、入社後に会社でどのように貢献できるかをアピールするよう意識しましょう。