ペアリング先デバイスのつなぎ替えも簡単
MX Anywhere 3シリーズも最大3台のPCやデバイスとのペアリングを記憶して、底面にあるEasy-Switchボタンを押すだけで簡単に接続先を切り換えられる機能があります。最大3台のPCを並べて、1台のMXマウスでシームレスに画面操作を行いたい時に便利な「Logicool FLOW」にも対応します。
マウスに内蔵するバッテリーはフル充電から約70日間の連続使用や1分間の充電で3時間使えるスピードチャーが可能。MX Anywhere 3シリーズはワイヤレス接続専用のマウスなので、USBケーブルでPCに接続して有線マウスとして使うことはできません。
MX Anywhere 3 for Macは「MacのユーザーはBluetooth接続を好むから」という理由でUnifyingアダプタを同梱していませんが、ほかのMXマウスに同梱されていたUnifyingアダプターとペアリングして使うこともできるそうです。
実機を体験! ホイールの回転音が「MX3」より静か
筆者もMX Anywhere 3 for Macのサンプルを発売前に試すことができました。筆者は手が小さいので、この大きさがとてもナチュラルに手に馴染みます。モードシフトやサイドボタンのクリック感はMX Master 3よりもほんのわずかに固めになったように感じますが、とても安定していて筆者の好みに合いました。
MX Master 3はMagSpeedスクロールホイールを勢いよく回した時に、擬音化すると“ギュイーン”という感じのカッコいい音が鳴ります。MX Anywhere 3 for Macは比べるととても静かです。
少し物足りない感じもしていますが、自宅で仕事をする時間が長くなってから、キーボードのタイピングやマウスの操作音が「やかましい」と家族からクレームが来ていたところだったので、メインのワイヤレスマウスを換えるよい機会が来たのかもしれません。
筆者はMX Master 3を使うようになってから出張先にもいつも本機を携えて出かけていました。使い勝手は文句なしのワイヤレスマウスなのですが、唯一サイズは少し持て余していました。これからはよりコンパクトで携帯性に優れるMX Anywhere 3 for Macを“出張の神器”として使ってみたいと思います。