俳優の高橋克典が主演を務めるテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水』の第5弾が、24日(20:00~)に放送される。
第5弾となる『多加賀主水』シリーズについて、高橋は「この番組は、良いタイミングで放送できたり、どこかツキがあるんですよ。本当ラッキーな番組だなと思いますね」と語る。
そして今回は、第1弾からタッグを組む夏菜に加え、三吉彩花が初参加する。2時間ドラマのゲスト出演については、「自分でもあまり想像できなかった」と言う三吉だが、「ちょっと新しい世代の方にアプローチする作品も面白いかもなって」と今作出演を振り返った。
■高橋克典「キャラは毎回の台本によって変えている」
――『多加賀主水』シリーズは今回で第5弾となります。
高橋:この番組は、良いタイミングで放送できたり、どこかツキがあるんですよ。今回は、三吉さんに出ていただけたんですが、たまたまスケジュールが空いたんだよね。
三吉:そうですね。舞台が中止になってしまったので、今回参加することができました。
夏菜:まさか第5弾まで続くとは思いませんでした。ここまで続くと、ちょっと自信がついてきちゃってますね(笑)。この作品を面白いと思ってくれるのは本当ありがたいと思いましたし、お芝居の仕方とかについて「これで合ってたんだ」と、自信につながりました。
――あらためて、ご自身の演じるキャラクターについてはいかがでしたか。
高橋:前回、ちょっとおじさんのように演じたんですけど、今回はちょっと戻しました。
夏菜:そうですよね。今回はもうちょっと若々しくなりましたよね。前回は相棒の水谷さん風でしたっけ?
高橋:いや、藤田まことさん風でした。早くキャラが落ち着くといいなとは毎回思いながらも、毎回の台本によってちょっと変えています。
夏菜:私も毎回、結構変えちゃってるんですけど(笑)。私なんかは、だんだんとノリが良く、自分からノリノリでチャイナドレス着たりするキャラクターになってるなと思います。第1弾とかは、真面目な部分でしか出てなかったんで、やっとかわいらしい部分というか、ちょっと面白い部分が確立されてきたかなっていうのはありますね。あとは、説明セリフがどうしても多くなっちゃうのですが、私はもう逆に楽しんじゃってますね。
高橋:でも今回は少なかったよね。
夏菜:たしかに、説明セリフはすごい少なかったですね。
■初参戦の三吉彩花「新しい世代の方にアプローチする作品」
――三吉さんは、今作で『多加賀主水』シリーズ初参加となりましたね。
三吉:いろんな作品に挑戦したいと常に思っていますが、また新しいジャンルで、2時間ものにゲスト出演というのは、自分でもあんまり想像できなかったんです。ですが、それも面白いなと思いました。若い方々に向けては、モデルの活動や、同世代の方に向けた作品だったりをいろいろやってきましたが、またちょっと新しい世代の方にアプローチする作品も面白いかもと。全然違う作品ですが、『警視庁・捜査一課長』に続き、「やってみたいな」と思って、やらせていただきました。
高橋:幅広いよね(笑)。すべての世代の人に顔見せだね。
三吉:(笑)。『捜査一課長』をやると決まったときに、「私が出てもいいのかな」とも思いましたが、面白かったです。SNSで「『捜査一課長』でファンになりました」というようなおじさまの方も結構いらっしゃいました。『多加賀主水』の現場も楽しかったですね。特にこのお2人は、とても気さくに話してくださる方々ですし、皆さんピリピリすることもなく、とても和気あいあいとしてました。そんな緊張することもなく、とても和やかな現場でした。