福士蒼汰、ダークヒーローを演じて感じる「自分が強くあること」の大切さ

今作では、ともにD班に所属し、兵悟とぶつかっていくライバル的存在の佐根村将役を演じる野村周平と、月9ドラマ『恋仲』以来5年ぶりに共演。

「やっぱり(当時を)思い出しますね。いろいろな経験を経て、お互いの成長した部分を踏まえて一緒に共演できるのがうれしいなと思います。野村くんは監督の意見をすっと受け止める柔軟性があって、僕にとっての刺激にもなっています」と話す。

■コロナ禍の撮影「環境を作ってくれて感謝」

コロナのステイホーム期間を経ての撮影となっているが、仕事ができる喜びを感じているといい、「僕たちがやっているエンタテイメントを楽しみにしてくれる人が少なからずいるというのは、ありがたいなと思います」と感謝の気持ちも。

その上で、「細心の注意を払ってきちんと対策しながら撮影をしています。スタッフさんは暑い中でマスクにフェイスガードとダブルで付けているので、撮影ができる環境を作ってくださっていることに感謝しながら、僕にできることをしっかりやらなきゃと思います」と気を引き締める。

ステイホーム期間中は、「新しいチャレンジをしたというよりは、むしろ今までやってきたことを習慣化できたというのが大きいです。語学学習とか、体を鍛えることとか、それはすごく習慣になりました」とのこと。今作ではアクションシーンも見どころの1つだが、「ちゃんと鍛えることができて、良い期間になったと思います」と、前向きに捉えていた。