コロナ後のREITはどうなる?
2020年3月、コロナ禍に伴い、株価暴落とともにREITも暴落したことを覚えている人も多いでしょう。今後、REITへの投資はどのように考える必要があるのかを、ここで簡単に説明します。
REITが受けたコロナの影響
2020年3月期、新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し始めたことから、株価が大暴落しました。その影響を受けて東証REIT指数も暴落しました。この暴落の背景には、機関投資家が一時に大量の売りを出したことが原因と考えられています。
ニューノーマルでREITはどうなる?
ホテルやリゾートに投資するREITがコロナ禍の影響を受ける可能性は高いでしょう。一方、リモートワークが広がったとしても、都心のオフィス需要は堅調のため、オフィスに投資するREITは、総体的には低い利回りでも、安定した分配金が得られると見られています。
投資の基本は分散投資
分散投資をすることで、リスクは回避できます。個別銘柄の分散投資は、かなりまとまった資金が必要となりますが、東証指数に連動するETFのREITや、複数銘柄に分散投資しているJ-REIT投資信託であれば、1万円程度から投資ができるため、初心者の方はそこから始めてはいかがでしょうか?
REITで投資信託を運用してみよう
不動産投資というと、大富豪が行うものというイメージがありませんか。しかし、REITが2001年に登場して以来、都心一等地にあるオフィスビルや商業施設、マンション、観光地のホテルなど魅力的な物件に、誰もが投資できるようになりました。
しかも運用は専門家に任せることができるため、くわしい投資の知識がなくても運用することができ、初心者にも始めやすい投資のひとつです。
自分なりに勉強して個別銘柄を購入する方法や、1万円程度から始められるETFや投資信託のJ-REITを購入する方法など、さまざまな始め方があります。資産運用の選択肢のひとつとして、ぜひREITを検討してみてください。