井口昇監督 コメント
数年前にアニメ版の『闇芝居』を演出させて頂いたのですが、今回「実写版」も監督させて頂いて本当に光栄かつ嬉しく思っております!
ただ「実写版」というと、アニメ版を生身の俳優さんでなぞっただけのドラマを想像されて「あの紙芝居的な良さがなくなるんじゃないの?」と不安がる方もいらっしゃると思いますが、安心してください。
なんと今をときめく俳優さんが勢揃いし、写真アニメーションとして『闇芝居』の世界にそのまま入り込むのです。紙芝居のような懐かしさのあるビジュアル世界に、最新デジタル技術で人気者のキャストの皆さんがインストールされた映像は、想像の上をいく驚きと怖さに満ちていますので期待しててください!
そして「生」ならではの見所は美男美少女のキャストが嬉々としながら大胆に演じてくれた「恐怖顔」と「悲鳴顔」です。
推しの役者さんによる「恐怖に怯える姿」を堪能するのもホラー作品の醍醐味ですよ!
アニメ版の名作のリメイクや、かなり過激度の高い新作エピソードを、視聴者の皆さんの想像を超えるアプローチで毎回怖がらせていきますので、ぜひ楽しみにしててください!誰も観た事のない新時代の恐怖が待ってます。
漆間宏一プロデューサー コメント
闇芝居の実写化ってどうするんだ、という疑問が第一印象で、
次に紙芝居テイストを実写化する内容におもしろさを感じました。
アニメ作品のリメイクから新作による3本のショートストーリーからなる構成となっており、
動画じゃなく写真をコラージュする独特の描写なので、
アニメとはまた違う闇芝居の恐怖をお楽しみいただけると思っております。
またキャストの皆さんをスタジオで撮影したものと、風景画を組み合わせたものを加工する内容なので、
コロナ禍でも撮影しやすい方法になっており、このタイミングで皆様にお届けできることをありがたく思います。
実はテレビ東京のアニメ作品初のドラマ実写化でございます。ぜひお楽しみください!
船田晃 アニメ&ドラマ制作プロデューサーコメント
番組制作プロデューサー船田と申します。
アニメ『闇芝居』から制作に関わらせていただき
はや8年。
実写版が制作できるとは思ってもいませんでした。
実写化にあたりもともとの紙芝居感をどういう風に残せるかがポイントでした。
井口さん中心とした監督陣にも相談して、動画でなく写真を活用したことで、新しい感覚ができるのではと思い今回の作風にしました。
もともとアニメ版の声を担当した人たちも役者の方が多く、実写に代わっても映像イメージが共感はできたのかもしれないです。
若い世代の役者に人たちとは、他の作品上接点が多くあったので、
監督陣にも彼らのいいところをうまく導けるような作品をキャストに合わせて選んで「怖い」表情を意識して作ってもらいました。
写真を使うことで、アニメでは可能ですが実写映像ではできないパースの使い方や演出の仕方にこだわってもらったので、
キャスト スタッフ陣も撮影してるときにはイメージできない仕上がりを大いに怖がってもらえればと思います。
「(C)闇芝居(生)」製作委員会