クリエイター向けのB550マザーボード

GIGABYTEの「B550 Vision D」は、クリエイター向けを謳ったAMD B550チップセット搭載マザーボード。Thunderbolt 3と同等のUSBタイプCポートを備えながら、比較的購入しやすい価格帯なのが大きな特徴だ。12+2フェーズの電源回路や、デュアルIntel GbEなど、基本スペックも強力だ。価格は32,500円前後。

  • GIGABYTEの「B550 Vision D」。スッキリした外観も非常に特徴的だ

    GIGABYTEの「B550 Vision D」。スッキリした外観も非常に特徴的だ

  • DisplayPort入力や、デュアルIntel GbEなど、インタフェースは強力

スペックには「Thunderbolt 3」の文字は無いのだが、IntelのThunderbolt 3コントローラ「Titan Ridge」によるUSBタイプCポートがあり、ディスプレイや周辺機器のデイジーチェーン接続が可能。製品WEBページには「さらに機能拡張予定」と記されており、おそらく後からThunderbolt 3に正式対応するのではないだろうか。

冷却と電源を強化したGTX 1650カード

GIGABYTEの「GV-N1656OC-4GD R2.0」は、ショート基板を採用したGeForce GTX 1650グラフィックスカード。従来モデル(R1.0)からは、コアクロック等は変わっていないものの、6ピンの補助電源が追加されている。クーラーは少し大きくなったが、ファンも8cmから9cmに大型化、冷却性能が強化された。価格は16,500円前後。

  • GIGABYTEの「GV-N1656OC-4GD R2.0」。カード長が172mmのショート基板モデルだ

  • グラフィックス出力は、DisplayPort、HDMI、DVIの3端子。これに変更は無い

プラチナカードでグリスを塗るキット

親和産業の「プラチナ塗名人キット」は、グリスの塗布に便利なツール3点をセットにした製品(グリスは別売)。セット内容は、マスキングシール、塗布用カード、クリーニングシートで、開発にはプロオーバークロッカー清水貴裕氏が協力したという。価格は700円前後で、3点セットのほか、単体製品も各種用意されている。

  • 親和産業の「プラチナ塗名人キット」。対応ソケットで2種類を用意

  • マスキングシールも使えば、このように綺麗にグリスを塗布できる