――この番組を通して感じているご自身の変化はありますか?
佐藤:自分ではわからないですけど、スタッフさんから「スムーズになったね」と言ってもらっているので、少しずつMCとして上達しているかもしれないです。陣はラジオなどいろいろやっていて慣れっこだと思うんですけど、僕はそんなにMCの機会がなかったので。
陣:今までラジオを生放送でやらせてもらったりしていましたが、生配信のテレビで毎週というのは初めてなので違う緊張があって、大樹と協力しながらゲストの方をどういう感じで引き出すかっていうことをやっていると、今までにはない視野を感じています。まだまだ成長段階で未熟ですが、こうしたほうがいいんやっていうきっかけを見つけられているので、この機会にどんどん伸ばしていきたいと思います。
――この番組は、LDHのみなさんの素顔が見られる貴重な番組ですが、お2人はこの番組を通してLDHの魅力をどう感じていますか?
佐藤:飲みに行くとかご飯に行くとか考えたときに、まず頭に浮かぶのは所属するEXILE TRIBEのみんななんです。先輩・後輩含めて。それはLDHならではというか、グループの垣根を越えて、世代を超えて飲んだりできる関係性がすごくいいなと思うし、そういうのが番組にも生きていると思います。
――飲みに行く関係性はどういう風に築かれてきたのでしょうか。
佐藤:僕はこの番組が始まってから家に一番招いているのは陣です。ご飯に行くことも多いですし。共演をきっかけに関係性ができていくことが多いと思います。
陣:去年、朗読劇に大樹と一緒に出て、少しずつ会うタイミングが多くなりました。この番組はLDHの番組で、ホームでやっているという雰囲気が伝わるので、この番組ならではの表情が引き出せていると思います。アーティスティックな部分とはまた違うプライベートな部分が見られ、ゲストの方にも楽しんでいただける番組になっていると思います。
――LDHの中で関係の深い方をお伺いしようと思っていましたが、佐藤さんと陣さんの関係が深そうですね。
佐藤:そうですね。最近はTHE RAMPAGEの陣、(藤原)樹、(長谷川)慎、FANTASTICSの(木村)慧人、中島颯太と一緒にいることが多いです。
――好きなものが共通しているなど、仲良くなったきっかけがあるのでしょうか?
佐藤:みんなゲームが大好きなんです。人狼ゲームとか。そういった共通の趣味があって、よく遊ぶようになりました。
陣:めっちゃ面白いですよね。こんなゲームしている、あんなゲームしているって話から、みんなでやってみようぜってゲーム会が開かれて、それがすごく楽しくて。男だけでガッツリ盛り上がって、アドレナリン分泌する音が聞こえるくらい!
佐藤:聞こえねーわ!(笑)
陣:フォー! みたいな感じになるんですよ(笑)。男性アーティストが多いので、世代を超えても共通の話題がたくさんあり、アニメとかもそうですが、そういうのをきっかけに仲良くなったりします。
――ゲーム友達ってよく聞きますが、ゲームをきっかけに仲良くなることって多いですよね。
佐藤:そうですね。でも、だいたいオンラインゲームじゃないですか。僕らは、オンラインはやらず、会ってやる対人ゲームばかりなんです(笑)
――LDHのみなさんはインスタグラムなどで、グループの垣根を越えてお互いの活動をPRしたり祝福したりされていて、それも素敵だなと感じます。
佐藤:各グループのリーダーが集まるリーダー会議があって、お互いのグループを盛り上げていくことが、会社全体にも、お互いのグループの相乗効果にもなるよねという話から、みんなで意識的にやっています。
――みなさんで話し合われていたんですね。最後に、『シブザイル』での野望を教えてください。
佐藤:「LDH PERFECT YEAR」だから始まった番組ですが、2年目以降もできれば続けたいですよね。
陣:やりたいねー! シビアな世界ですから、僕らも成績不振だったらもしかしたら……。
佐藤:2代目MCってなっているかもしれない。
陣:後輩がどんどん突き上げてくるので、そこをいい感じにやっていかないと(笑)。そしてこの間、ダイジェストバージョンを地上波で初めて流していただいたんですが、生でもやりたいなって。
佐藤:やりたいねー!
1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。2014年にEXILEに加入し、2016年末にはFANTASTICSとしても活動を開始。俳優としても活躍しており、出演作にドラマ『シュガーレス』(12)、『ワイルド・ヒーローズ』(15)、ドラマ&映画『HiGH&LOW』シリーズ、映画『俺たちの明日』(14)、『ママレード・ボーイ』(18)、『センセイ君主』(18)、『4月の君、スピカ。』(19)など。今年は、橋本環奈とのW主演作『小説の神様 君としか描けない物語』の公開が控えている。
■陣
1994年4月28日に生まれ、大阪府出身。2014年にTHE RAMPAGEのメンバーとなり、LIKIYAとともにリーダーに就任。2017年にシングル「Lightning」でデビューした。持ち前のトーク力も生かしてグループを牽引しており、『シブザイル』(ABEMA)のほか、『WEEKEND THE RAMPAGE』(bayfm)、『JUMP UP MELODIES TOP 20』(TOKYO FM)でもMCを務めている。2019年9月には朗読劇『もう一度君と踊りたい』に出演した。