●優希クロエとしての活動
――初挑戦の水着など、新たな優希さんが見られる「サキドルエース SURVIVAL」ですが、今後、クロエさんが個人としてやってみたいことはありますか?
私、洋服のデザインを描くのがすごく好きなので、自分でデザインした服をたくさんの人に着てもらえる機会があればいいなと思っています。これまでも、グループの衣装をデザインさせていただいたりはしているのですが、グループだけにとどまらず、もっと広いフィールドで活躍したいです。
――デザインの仕事とは別にモデルの仕事もなさっていますが
自分で作る作らないに関係なく、お洋服をたくさん着たい人なんです(笑)。今やらせていただいているモデルの仕事も、一日の間にいろいろな服に着替えて、メイクしてというのがすごく楽しかったので、これからも幅広くやっていければと思っています。モデルとして誌面に出るという夢もありますが、最終的には、自分で作った服のモデルを自分でする。一から十まで関わっていければ最高だと思っています。
――コスプレもお好きなんですよね?
高校生の時からの趣味なんですけど、自分で作って自分で着たいというのはその頃から変わってないです。昔から、自分がなりたいと思うキャラクターのコスプレしかしたことがないんですよ。自分の大好きなキャラが三次元に来たらどうなるんだろうというのが、私にとってのコスプレのテーマになっています。
――洋服関連以外でやってみたいことは?
1年以上パーソナリティーを担当していたラジオ番組、FM PORTの『純情のアフィリアおたく部』という番組が6月で終わってしまったので、またどこかでパーソナリティができたらいいなと思っています。純情のアフィリアに加入した当時は全然喋れなかったのですが、ラジオをやらせていただいたおかげで、お話するのが好きになりました。そして、ちょうどラジオが楽しくなってきたところで終わってしまうのがすごく残念で……。
――加入当時は喋れなかったのですか?
メンバーの中で一番喋れなかったと思います。日常の会話も少なく、メンバーからもあまり喋らない子だと思われていたみたいです。事実なんですけど(笑)。ステージのMCでも自己紹介以外はほとんど喋れませんでした。でも、今は普通に話せるようになったことを考えると、人って鍛えられるんだなって思いました。
――今、女優業もやってますよね?
品川ヒロシさんが監督をなさっているWOWOWのドラマ『異世界居酒屋「のぶ」』に出演させていただいたのですが、ドラマの現場には行ったのは初めてだったので、すごく貴重な経験をさせていただきました。セリフのない役だったので、お芝居と言ってよいのかわかりませんが(笑)。
――今後も機会があればやってみたいですか?
いろいろなことに挑戦してみたいので、機会があればぜひやってみたいです。ただ、次に機会があれば、ちゃんと稽古をして、恥をかかないようにしないといけないと思っています。お芝居を観るのは大好きなんですけど、実際に自分でやったことがなかったので、感覚がまったくわからなくて。
――仕事としてではなく、子供の頃に学芸会で……みたいなのもなかったのですか?
全然なかったです。
――あまり人前に出るのが好きではなかった?
バレエやピアノの発表会で人前に出ていましたし、子供の頃は逆に目立ちたがり屋だったんですよ。でも高校生になり、アニメにどっぷりハマってからは、他人と接触することがなくなって、そこからはすべてが内へ内へと……。人前に出るという感覚を思い出すのに、アイドルを始めてから2年くらいかかりました(笑)。あと、お芝居ではないのですが、『王様のブランチ』という番組が大好きで、ブランチガールをやってみたいんですよ。
――かなりピンポイントな夢ですね
子供の時からずっと観ていて、すごく憧れていたんです。キラキラしてるじゃないですか。何とか潜り込めないかといろいろ調べたりしてるんですけど、なかなか難しそうで(笑)。でもテレビ番組のレポーターのお仕事とかができたらすごく嬉しいです。