歌手の安斉かれんと俳優の三浦翔平がW主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『M 愛すべき人がいて』(毎週土曜23:15~)が、きょう13日から新作放送を再開する。
新型コロナウイルスの影響で、5月2日放送の第3話を最後に新作放送が中断となってしまったが、SNS上でかなりの反響を集めている同作。
オンライン取材に応じた安斉は、そんな話題作で主演を務めることについて、「ありがたいという感じですね」と感謝しつつ、自身の演技には「なんか、面白い…」と笑顔を見せた。
またドラマでは、女優・水野美紀(第2話ゲスト出演)やフリーアナウンサー・田中みな実の“怪演”も話題となった。彼女たちと共演シーンも多い安斉が、撮影の裏側を明かした。
■反響の大きさに感謝「ありがたい」
――SNSなどでもかなりの反響です。ここまで反響があることを、ドラマスタート前に予想されてましたか。
強烈なセリフが多いので、たくさんの方々に見てもらえればいいなとは思っていましたが、ここまで反響があるとは全然想像していませんでした。ありがたいことに、毎回トレンドに入っていて、ビックリしています。
――そんな反響の大きな作品で主演を務めている心境はいかがですか。
ありがたいという感じですね。SNSを見てくれる方が増えて、すごいコメントとかもいただいているので、自分に届いたコメントは全部見るようにしています。いろいろお言葉をいただき、すべて参考にしようと見てます。
――そうなんですね。ネガティブなコメントに対して、へこんだりすることはないんですか。
ないですよ、全然(笑)。そういうマイナスなこと言われても、参考にして頑張ろうと思います。
――安斉さんご自身は、自分の演技を客観的に見てみて、いかがでしたか。
なんか、面白い…(笑)。自分が映っているのが不思議な感じで、恥ずかしい反面、うれしいです。大丈夫かなっていう感じで、自分を見守ってます(笑)。
――安斉さんのご家族やお友達といった、素の安斉さんを知っている方からの反応はどうでしたか。
友達から言われたのは、「たまにかれんの笑い方が出るから笑っちゃう」って(笑)。「これ、かれんじゃん。たまに素のかれんが出る」みたいな感じでツッコまれています。
■『スチュワーデス物語』は「見たことがなくて(笑)」
――SNSなどでは、「大映ドラマに似ている」「スチュワーデス物語みたい」との意見もあります。安斉さんが生まれる前の作品だと思いますが、この辺りはいかがですか。
そうですね、『スチュワーデス物語』を見たことがなくて(笑)。でも崖から叫んでいたりとか、すごいカメラワークとかの演出が多いじゃないですか。そういうのはやっぱり昔のドラマ風で、面白いんじゃないかと思ってます。
――反響という面で言うと、パンサーの向井(慧)さんや伊集院(光)さん、千鳥のノブさんなど、芸人さんに視聴者が多いのも特徴的ですね。
向井さんは話題にしてくれたときに、ラジオ(『#むかいの喋り方』)に呼んでいただきました。そのときも、「ツッコミどころが多い」とお話いただいて、「やっぱりみんな、そういうところを見てくれてるんだな」と思いました。ツイッターのトレンドになっているのを見ても、大喜利みたいで(笑)。そうやってツッコんでくれるのは、面白いですしありがたいです。
――今作が演技初挑戦ですが、ここまでの撮影を振り返ってみてどうですか。
これまでやってきた歌は、自分をどう表現するかを考えるんですけど、お芝居はその役になりきらないといけなくて、両極端なんです。なので、そこは難しいなと悩みました。