明るい日中でも意外とはっきり投影できる

ところで、テレビの代わりプロジェクターを……と提案すると、「プロジェクターは暗い場所じゃないと使えないんでしょ?」といわれることがあります。もちろん、部屋が暗いほうが映像はくっきり投影されますが、晴れた日に窓を開けた状態でも意外と大丈夫です。映画など「しっかり観たいコンテンツ」のときはカーテンを閉め、「ながら見」するようなコンテンツは明るい室内でも……といった使い分けがオススメ。

  • popIn Aladdin 2

    晴れた日の真昼にカーテンを開けた状態。部屋が暗いほうが鮮明で高コントラストのしっかりした映像になりますが、カーテンを開けても意外と問題ありません

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    暗い部屋で投影した場合はテレビ並みの明るさと高いコントラスト。手前にいる犬のシルエットで部屋の明るさがわかるでしょうか

このため、常にpopIn Aladdin 2を起動して、風光明媚な風景の映像を再生して「第二の窓」のような使い方も推奨されています。popIn Aladdin 2には、こういった「窓の代わり」に使える映像や、インテリアとして利用できる映像もたくさん用意されています(一部有料コンテンツあり)。

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    我が家で普段もっとも利用したのは、ヌルヌルと動くデジタル時計アプリ。これだけ大きな時計、現実ではなかなか買えません。これがあるだけで、ちょっと室内がオシャレな印象に

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    「窓モード」向けのコンテンツもたくさん

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    スマートフォン内の写真データを再生することも可能。写真のような大画面でのスライドショーのほか、丸くトリミングして次々と表示させるポップなエフェクトも選べます

場所を取らない、大画面、音がよくBluetoothスピーカーにもなるなど、とにかく便利に使えるpopIn Aladdinですが、不満なのはリモコンとアプリの操作性です。操作は基本的に「カーソルでメニューを選択し、OKボタンで決定」ですが、ほぼ必ずカーソル操作が必要になるのが少々面倒。よく利用する機能だけでも、ショートカットボタンに割り当てられるとありがたいと感じました。反面、余分な専用機能ボタンなどがないので、リモコンとしてはシンプルです。

popIn Aladdin 2には、専用アプリをスマホにインストールすると、スマホをリモコン代わりに使える機能もあります。こちらもスマホの画面内にカーソルとOKボタンが表示され、基本的に「カーソルでメニューを選択し、OKボタンで決定」する操作。

スマホの画面にpopIn Aladdinで投影している画面を表示し、タップで選択できるとかなり使いやすいと思うのですが、このあたりは今後のアプリバージョンアップに期待です。このほか、popIn Aladdin専用アプリには動画の早送りや巻き戻しなども直感的にできない操作が一部あり、操作性に関してはあと一息がんばって欲しい印象がありました。

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    コンパクトでシンプルなデザインのリモコン

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    スマートフォンにインストールしたpopIn Aladdinのアプリ。スマホからの操作もできますが、基本的にリモコンと操作感は同じです