おすすめ機能:凍ったままグリル
「凍ったままグリル」機能も便利です。ハンバーグ、肉巻き、焼き魚といった定番の家庭料理を「あとは焼くだけ」の状態で冷凍しておき、調理のときはNE-BS2600のグリル皿に並べるだけでOK。そのまま焼き上げてくれます。解凍のひと手間を省けるので、料理が苦手なお子さんでもお手伝いできるでしょう。
我が家では、一度にまとめて多めに下ごしらえをしておき、その日のぶん以外は冷凍でストックしておいて、日常的な調理の手間を省いています。我が子は「鶏の手羽先焼き」が特にお気に入りで、大量に下ごしらえをして(塩コショウを振るだけ!)冷凍したものを、自分で好きなときに焼いて小腹を満たしています。
おすすめ機能:温泉卵
意外にお役立ちなのが「温泉卵」の機能です。スチームを利用した加熱によって、NE-BS2600では卵を4個まで(手動なら10個まで)グリル皿に並べてセットするだけ。約20分で温泉卵ができあがります。
これまでは電気鍋で作っていたのですが、NE-BS2600のほうが断然簡単、できあがりも早い! 調理後も、卵をそのまま取り出すだけでよいので、使ったグリル皿も特にお手入れをする必要なし。後片付けもラクです。
同じようにゆで卵も作れます。4個なら約15分。我が家では以前からゆで卵用の電子レンジグッズを活用していて、そちらのほうが調理時間が早いため、NE-BS2600では温泉卵のみ作っています。そうしたグッズをお持ちでない場合には、温泉卵もゆで卵も、とても有用だと思います。
NE-BS2600はグリルが得意
前述の通り、ビストロシリーズはグリル調理が得意なオーブンレンジです。独自の付属品であるグリル皿によって、食材の上下から加熱できるのが特長。一般的にオーブンレンジが不得意なトーストも、ひっくり返さずに両面を焼くことができて、1~2枚なら約4分で焼けます(同時に最大4枚まで)。スチームトースト機能もあり、スペース的に専用のトースターとオーブンレンジの2台置き厳しい家庭(我が家もそうです)にはありがたいポイントです。
グリル機能では、餃子やお好み焼きといったメニューも上手に焼けます。フライドポテトなど子どもウケのいいノンフライメニューも、材料をセットするだけで、NE-BS2600にお任せでおいしく仕上がります。調理中もキッチンから離れて別のことができるうえ、後片付けもラクなので、家事量が急増したこの休校期間中はとても重宝しています。
そのほか、市販の耐熱ボウルを利用して、NE-BS2600だけでちょっとした常備菜も簡単に作れます。食事の一品追加にちょうどいい副菜にぴったり。これまでは電気鍋で調理することが多かったのですが、ビストロなら少ない量でもおいしく作れます。後片付けまで含めると、ビストロのほうがより手軽なぶん、活用機会が増えました。
NE-BS2600で気になった点を挙げるなら、使ったあとに庫内に水滴が残ること。ただ、実際に家庭で使い始めてみると、そのおかげでむしろ毎回キレイに拭き取る習慣につながり、衛生面ではメリットに感じるようになりました。
毎回の使用後には、おススメのお手入れの方法も案内してくれるので、私のようなズボラママには逆にありがたく感じます。また、付属品はオーブン皿が2枚とグリル皿が1枚の3点で、使わないときには重ねておくことができるため、収納・整理も不便さはありません。
というわけで、臨時休校という予定外の危機に見舞われた我が家、新しく買い替えたパナソニックのNE-BS2600は予想以上の働き手となりました。2カ月ほど使い続けてみて、思い切って買い替えてよかったとしみじみ実感しています。しばらく休校期間が続く中(自治体によって異なると思います)、オーブンレンジをはじめ、電気調理鍋など最新の便利な家電を駆使して、日々の家事負担を少しでも軽くしながら、今後も乗り切っていきます。