声優・小原莉子の自身三度目となる単独イベント「りこぴん農園収穫祭~お誕生日編~」を2月22日、東京・TIAT SKY HALLにて開催。そのうち本稿にてレポートする第1部では、親交の深い声優・高木友梨香をゲストMCに招き、仲睦まじく楽しくイベントを繰り広げていった。

  • 「りこぴん農園収穫祭~お誕生日編~」

●早速祝福! 冒頭登場のケーキとともにハッピーバースデー

開演時間を迎えたところでゲストMCを務める高木が登壇し場の空気を温めると、呼び込みに合わせて小原も登場。それと同時に片方落下してしまったイヤリングを含め、この日のコーディネートは”りこぴん農園”ということでトマトをフィーチャーしたものだ。

また、高木が身にまとっていた茶色のニットワンピースが小原からのクリスマスプレゼントであることも紹介されたところで、まずはまずは2月3日に誕生日を迎えたばかりの小原へ会場一体となっての「HAPPY BIRTHDAY」の合唱。と同時にサプライズでケーキも登場し、小原も喜びの表情をみせていた。

まずはふたりのプロフィールのおさらいや、親交の深まったきっかけの紹介から。そのなかで高木が気になったのが、TVアニメ放送が決定している『ぽっこりーず』。自身が演じるシロちゃんについて、「ヒールを履いているおしゃれ番長的なウサギちゃんだけど、食べ物を前にすると豹変する」と紹介していた。

一方高木のプロフィールの中で話題になったのが「特技:ゆで卵の殻むき」。特定コンビニのものが速い、とのことだったが、「ツルッてむけたときがすごく気持ちいい!」と語っていた。そんななか、小原が「ファンは、久しぶりにゆりぽんの”アレ”聞きたくないですか?」とキャッチフレーズの披露を無茶振り。打ち合わせになかったというそれを約3年ぶりに披露して拍手と歓声を浴びていた。

こういった、仲が良いからこそのやり取りを繰り広げるふたりの馴れ初めを、プライベートの動画や写真をまとめた動画を上映したのちに振り返っていくことに。出会いのきっかけは『ファンタシースターオンライン2(以下:PSO2)』公式プレイレポート番組の担当。

のちにふたりと高野麻里佳の3人が”DF(ダークファルス)ガールズ”となり『PSO2』のイベントやCM出演を行なってきたが、そのCMについてし「帰ってTVつけた瞬間に自分が映って『おおっ!』ってなった(小原)」「ちょっとドキッとするよね(高木)」と振り返ったりCM撮影の裏話を披露しつつ、話題は4年前にふたりで行った富士急ハイランドに。その際「ナガシマスパーランドによく行ってたので、富士急の絶叫も楽勝だと思ってた」小原が、一発目にFUJIJAMAに乗って降りたら半ベソをかいていたというエピソードを高木が披露。

加えて締めに行こうとしていた戦慄迷宮がすんでのところで受付終了になってしまったという思い出も。その他にも、毎年必ずふたりで桜を見に行く場所での夜桜の模様や、ラベンダー畑やマザー牧場に赴いたエピソードも披露し「お互い行きたいところに行ってる感じだよね(小原)」とまとめていた。

もちろんプライベートだけではなく、本業でのショットも。『PSO2』のTVアニメ以来の共演を果たした韓国ドラマ『たった一人の私の味方』の吹き替え時の1枚や、昨年末のコミケでの『Re:Union』でのトークショー時の写真が映し出され、小原が「あらたな作品で関わる機会ができて嬉しい」とまとめていた。

●質問コーナーも、息ピッタリに次々回答

続いてのコーナーは”りこぴん写真館”。Canon製の業務用超高性能フォトプリンター「DreamLabo 5000(本体標準価格:5,000万円)」で出力して超画質グラビア写真を額装してお届けする”Dream Pictures”という企画の第一弾として撮影された、小原の写真を紹介していく。

小原から「”普段着たことのない服に挑戦しよう!”というものを掲げまして」と全体のテーマが紹介され、”代官山にいそうな、ちょっと知的な女性”をコンセプトにしたチェックのロングコートを身にまといメガネをかけたショットや、”表参道にいるフェミニンな女性”をイメージしたワンピースの上にニットを羽織った1枚などを紹介。それぞれのコンセプトに応じて撮影場所も変えたという、こだわりの作品だ。

改めて現物が登場すると、「どんなに近くで見ても、髪の一本すらも見える!」と驚きをあらわにする小原。ちなみにこの日すでに販売が行われており、特典の直筆サインプレゼントの抽選もイベント後に行われていた。

続いては”質問&お悩み相談”のコーナー。なんと事前に150件以上寄せられた質問を、抽選ボックスから弾いて次々と答えていく。質問の内容も「推しスイーツは?」や「バレンタインチョコ何人に配った?」という柔らかめのものや、「趣味を作るのになかなかはじめの一歩が踏み出せません。どうすれば?」のような真剣なものまでさまざま。

「互いの尊敬しているところを、相手の目を見ながら教えてください」という質問では、小原がなぜか高木の間近まで接近。「眼力がすごい」と高木が笑いながらこぼすなか、「器の広い心」と回答する。一方高木が「猪突猛進なところ。何事にもめっちゃまっすぐ!」と返すと、「たしかに!ゆりぽんと話すときめっちゃまっすぐ見ながら話してる」と小原自身も納得していた。