「実は、学外での個人制作で、4年間ほぼ毎日ゆるキャラを描いていました。ただ大学では、なんとなくなんですが『美術じゃない』と言われそうで怖く、作品として制作したことはありませんでした。
でも実際に作ってみたところ、そんなことは言われなかったんですね。だから大学の卒業制作で最後に出してみたんです。
あとは、『日本画でゆるキャラを描いたら面白いんじゃないか』という発想があり、それもきっかけですね」。
――なんと! このゆるキャラ絵は、“日本画”なんですね。驚きました……。
「日本画の先生方が多種多様な作品を描いていたことにも影響されたところもあるかもしれません。日本画といっても自由なんだなあって。様々な作品を見せてくださったり、教えてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです」。
――それでは改めて、この4枚のイラストについて解説をお願いしてもよろしいですか?
――そして話題の、4年目の絵ですね