「二体ベゼル構造」を採用した先進のBABY-G「BGA-2700」
今回のBABY-Gイルクジモデルでもベースとなった新モデル「BGA-2700」は、ベゼルとケースが別パーツになった「二体ベゼル構造」を採用。今回のニューモデル(G-SHOCKを含む)にも見られる特徴だ。ベゼルとケースの質感や色の組み合わせが豊富になり、表現の可能性が圧倒的に増える。
従来は既存モデルの仕様をベースにCMF(Color、Material、Finish / 色、素材、仕上げ)を工夫していたが、これからはCMF展開のしやすさを前提に時計の構造を設計していく時代ということだ。これも今回の展示会テーマである「次なる進化、新たな挑戦。」のひとつだろう。
タフソーラー、マルチバンド6対応の電波時計、ワールドタイムなど機能面も充実。インデックスにはメタリック塗装を施して、キラリと光る存在感と時刻視認性を両立させている。
ケースサイズは46.3mm×42.2mm×13.2mmで、10気圧防水。オールブラックにアクセントカラーがかわいい「BGA-2700-1AJF」、ネイビーのベゼル+ブラックバンドの「BGA-2700-2AJF」、ピンクのベゼル+サーモンピンクのバンドの「BGA-2700-4AJF」の3モデルで展開。価格は各23,650円で4月発売。
アイスクリームの人気フレーバー「チョコミント」と「ストロベリー」の「BA-110OPI」
G-SHOCKの定番「GA-110」のフォルムをダウンサイジングして、レディース用にトランスレートした「BA-110」。これをベースに、アイスクリームの人気フレーバーから着想を得たという2モデルをラインナップ。
チョコミントアイスをモチーフにしたミントグリーン「BA-110PI-2AJF」と、ストロベリーアイスをモチーフにしたピンク「BA-110PI-4AJF」だ。春のカジュアルファッションで、手元を明るく華やかな雰囲気に演出する。
バンドとベゼルに溶解温度の異なるチップを混入。もともとは大理石風の模様を作ることを目的とした技術を、技術部門のスタッフがアイスクリーム風に転用。その後も多くの実験を経て、アイスクリームの質感を再現するにいたったという。これもまたCMFデザインの発想によって生まれた製品だ。その他の仕様はベースモデルと同様。価格は各17,600円で3月発売。
「二体ベゼル構造」のベーシックモデル「BGA-270」
前述のBGA-2700と同じく「二体ベゼル構造」を持つ新モデル「BGA-270」が登場。カラーや質感は、PVC素材のビーチバッグやウェア、サンダルといったビーチでのファッションをイメージ。ダイヤルが単調にならないよう、インデックスをメタリックで塗装している。さらに、ダイヤルに透明プレートを配置してその表にボーダーライン、裏にカラーをペイントすることで立体的に見せたり、やはり上で紹介したマーブリング技術を使ったベゼルを採用するなどのCMFデザインも見どころだ。
ケースサイズは46.3mm×42.2mm×13.2mm(BGA-2700と同様)で、10気圧防水。電池寿命は3年。ビビッドピンクベゼル+ブラックバンドの「BGA-270-1AJF」、ラベンダーベゼル+スケルトンブルーバンドの「BGA-270-2AJF」、ホワイトベゼル+ピンクバンドの「BGA-270-4AJF」、マーブルベゼル+ホワイトバンドの「BGA-270M-7AJF」の4モデルをラインナップする。価格はマーブルベゼルのBGA-270M-7AJFのみ15,950円で、その他は14,850円。3月発売。