新シリーズ「Climber Line Digital」、夏に始動!
Climber Lineのコンセプトをデジタルモデルで実現した「Climber Line Digital」(クライマーラインデジタル)シリーズが、2020年夏から展開される。その先陣を切って登場するのが「PRW-30」だ。51.6mm×45.2mm×12.3mmのコンパクトなケースサイズと、わずか66gの重さを実現。ベゼルの比較写真からもわかる通り「PRW-300」と比べても明らかに小さい。
そして、Climber Lineの重要なコンセプトもさらに強化。新LCD画面(STN液晶)を採用してコントラストが強くなり、表示フォントもよりボールドにデザインし直されて「視認性」が向上。
ケース右側の「方位、気圧/温度、高度」のダイレクト計測ボタンも大型で押しやすく、良好な「操作性」が確保されている。ほかにもマルチバンド6対応の電波時計、タフソーラー、日の出・日の入り時刻表示などを搭載。-10℃の耐低温仕様で10気圧防水。
バンドはスライドレバー式の23mm幅。基本仕様としてシリコン素材のデュラソフトバンドが装着されるが、このデュラソフトバンドとカラビナアタッチメントは単品販売の予定もあるらしいので、気分や用途に合わせて手軽に付け替える楽しみが味わえそうだ。また、ゴムバンドを採用してグローブの上からでも容易に装着できるフィールドループバンドや、幅広いデザインが可能でファッション面でも使い勝手がよいいクロス(布)バンドも開発を検討中とのこと。
7月に「PRW-30-1JF」と「PRW-30-5JF」(各44,000円)、カラビナアタッチメントが付属する「PRW-30AE-2JF」(49,500円)の3機種が登場。続いて8月に「PRW-30Y-1BJF」と「PRW-30Y-3JF」のIPベゼルモデル2機種が登場する。
歩数計+モバイルリンク機能+チタンバンド!「PRT-B50T-7JF」「PRT-B50YT-1JF」
「方位、気圧/高度、温度、歩数」の計測が可能なクワッドセンサーに加え、Bluetooth Low Energyによるモバイルリンク機能を搭載したClimber Line「PRT-B50」に、新モデル「PRT-B50T-7JF」と「PRT-B50YT-1JF」が登場。
バンド素材として、軽量で錆びにくく、金属アレルギーを起こしにくいチタンを採用。普段使いにも適している。PRT-B50T-7JF(44,000円)は、時計全体をモノトーンでまとめつつ、秒針と大型回転ベゼル「N」の文字をオレンジで着色することで、視認性・実用性を高め、かつデザインのアクセントとした。
一方、PRT-B50YT-1JF(49,500円)はブラックIP処理のチタンバンドに加え、ケースと文字板もブラックに。液晶窓も反転液晶とするなど、全体を黒のモノトーンで仕上げている。どちらも機能と性能はベースモデルと同様。3月発売。
テーマは洞窟探検!「PRW-6600Y-1A9JF」「PRG-650YL-3JF」「PRG-600YB-1JF」
「PRW-6600Y-1A9JF」「PRG-650YL-3JF」「PRG-600YB-1JF」は、ケイビング(洞窟探検)がテーマ。漆黒の闇を表すブラックに、ケイビングスーツのイエローやオレンジを差し色で使用。インデックスやベゼル部の色埋めには蓄光素材を使用している。SS(ステンレススチール)製のベゼルや遊環部には、ブラックIPを施して漆黒の闇を表現、同時に耐摩耗性と上質感も追求した。
PRW-6600Y-1A9JF(57,200円)はマルチバンド6対応電波時計を搭載した「PRW-6600」がベース。シリコン素材のデュラソフトバンドは長時間での装着も快適だ。
PRG-650YL-3JF(52,800円)は「PRG-650」がベース。レザーバンドのイエローグラデーションは、ヘッドライトの光が暗闇を照らし出す様子を表現。ここにも蓄光素材を使用して夜間における視認性を高めた。レザーバンドの素材は、丈夫でメンテナンスも手軽な合成皮革。
PRG-600YB-1JF(52,800円)のバンドには先進の消臭テクノロジーを持つ汗の臭いや雑菌の増殖をおさえる素材「マキシフレッシュ」を採用。汗による不快な臭いをおさえる。
方位、高度・気圧、温度を計測可能なトリプルセンサーやタフソーラー、針退避機能など、仕様は各機種ともベースモデルと同様。3月発売。