より手軽なワークアウト・ウォッチを望むならG-SQUAD「GBD-100」
上で紹介したGBD-H1000の弟分ともいうべきモデルが、G-SQUAD「GBD-100」だ。タフネスとスポーティーな印象を併せ持つケースデザインを筆頭に、見やすいMIP液晶や便利で特徴的な大型の計測ボタンなどをそのままに、光学式心拍計とGPSユニットを非搭載とすることでケースを小型化。
ケース厚と重量を抑えて、装着感の向上とともに低価格化を実現した。これに伴い、モバイルリンクで連携する専用アプリ「G-SHOCK Connected」もGBD-H1000とは機能が変更されている(心拍に関する機能がカット)。
とはいえ、ランニング計測やステップトラッカー、インターバルタイマー、トレーニング中のアラートやメール着信などを通知するバイブレーション機能などは搭載している。約300都市のワールドタイムも設定可能だ。機能性を重視するならGBD-H1000、軽快さや価格で選ぶならGBD-100と、好みや趣向に合わせて選びたい。
ケースサイズは58.2mm×49.3mm×17mmで、重量は69g。電池寿命は約2年。3モデルがラインナップされ、価格は各22,000円で4月発売。
モバイルリンクとMIP液晶を搭載した革新のG-LIDE「GBX-100」
世界のトップサーファーが評価、愛用するG-SHOCKのスポーツライン「G-LIDE」からも、Bluetooth Low Enaergyによるモバイルリンク機能を搭載した新モデル「GBX-100」が登場した。従来のG-LIDEで時計本体に内蔵されていた潮汐情報(タイドグラフ)を、専用アプリ「G-SHOCK Connected」によって一気に拡張。世界中の3,300カ所から選んで時計に設定できる。
また、大画面で高精細なMIP液晶を採用して、視認性と表示する情報量も向上。従来のタイドグラフ、ムーンデータ表示に加え、満潮・干潮の時刻と潮位、日の出・日の入り時刻を表示できるようになった。さらに、G-SQUADで開発された技術を生かしたトレーニング計測機能(距離・速度・ペース・ラップ・ピッチ)を搭載。あらかじめ設定した消費カロリーの到達アラーム、トレーニングログ、ライフログ機能などを備えている。
機能面だけでなく、GBX-100は外装もアップデート。ベゼルは樹脂とメタルの組み合わせで構成。トップ部分にヘアライン処理とホーニング処理を施したSS(ステンレス・スチール)を使用し、強度と質感を両立させた。また、6時位置にはセンターボタンを配置して、G-SHOCKならではの使い勝手とともに、ソフトウレタンバンドによって着け心地にも配慮している。日ごろのトレーニングからショアでのアタックまで、あるいはマリンレジャーや海釣りの愛好家にもオススメの一本となりそうだ。
サイズは50.9mm×46.0mm×14.7mmで、重量は66g。電池寿命は2年。3モデルで展開。価格は各24,200円で5月発売。
歩数計やインターバルタイマーを搭載したG-SHOCK「GMA-B800」
歩数計(ステップトラッカー)やインターバルタイマーを搭載した、ワークアウトのためのシンプルなモデルが登場する。従来、このタイプの製品はG-SHOCKのサブブランド「G-SQUAD」としてリリースされていたが、「GMA-B800」は、あくまでG-SHOCKブランドの製品となる。
Bluetooth Low Enaergyによるモバイルリンク機能を持ち、スマートフォンの専用アプリ「G-SHOCK Connected」と連携して毎日の歩数や消費カロリーを確認できる。さらに、計測した歩数と走行ペースから運動強度を5段階に判別、グラフ表示することで健康管理をサポートする。
ケースサイズは50.7mm×45.2mm×15.5mm、重量は52g。3モデルをラインナップ、価格は各18,150円で4月発売。