――芸能界で憧れている人や影響を受けた人はいますか?
山本美月さんがすごく素敵な方だなと思います。モデルさんも女優さんもやられていて、そういう両立していらっしゃる方は憧れます。事務所に入りたての小学3年生くらいのときに『CanCam』と『AneCan』主催のイベントに出演させていただいて、山本美月さんや蛯原友里さん、押切もえさんを見て、すごくキラキラしていて素敵だなと思い、モデルさんになりたいなと実感した瞬間でした。ちぃぽぽ(吉木千沙都)さんも大好きで、いろんな表情を…メイクやテイストによってすごく変われる女性で、憧れています。
――山本美月さんのように、モデルだけではなく女優のお仕事など、幅広い活動にご興味があるんですね。
お芝居もやりたいし、ドラムも習っているので音楽も頑張りたいなと思います。
――ドラムはすでに何か活動されているのでしょうか?
活動としては一切やってないです。インスタに載せて披露はしているんですけど、バンドを組んだり活動はしていないのですごく興味があります。
――今後ドラムでどういった活動をしていきたいですか?
バンド組んでみたいです。いつも地下で1人でドラムを叩いているので(笑)
――腕前は!?
私は、耳で聞いてコピーする耳コピ派で、知らない曲でも5回くらい聞いたら叩けるようになります。
――すごいですね! 独学ですか?
もともとはレッスンを受けていたんですけど、楽譜がまったく読めなかったので「香音は耳コピでいいよ」って言われ続けて、先生がやっているのを見よう見まねで叩いていたらできるようになったという感じです。シシド・カフカさんとかONE OK ROCKとかが大好きで、叩いています。
――パフォーマンス披露を楽しみにしています!
いつかできるように頑張ります!
――美容やスタイルのために日々心がけていることはありますか?
私は丸顔、幼顔って言われるんですけど、もう大学生になるので少しずつ大人顔をしていこうと思って、最近は体幹を鍛えるようになりました。前はダイエットといっても、ちょっと走るくらいだったんですけど、最近は機械を使ったジャイロトニックに通っていたり、自宅でも体幹トレーニングをするようになりました。あと、食べ物も気をつけるようになりました。
――さまざまなファッションイベントにも出演されていますが、ランウェイではいつもどんなことを意識されていますか?
ランウェイを歩くときは、お洋服に合わせた表情、ブランドさんに合わせた表情を意識しています。そのときのテイストを見て、かっこいいお洋服なのかな、大人っぽいのかな、かわいい感じなのかなって、受けとりながら歩いています。でも基本、楽しみながら歩いているので、かっこいいステージでも後ろを向いたら笑顔でいるかもしれません(笑)
――今回のTGCで楽しみにしていることは?
今回代々木開催で、東京で開催されるTGCに出演するのは初めてなのですが、東京出身なので東京でできることがすごくうれしいです!
――最後に改めて、今後の芸能界での目標をお聞かせください。
自分を出せる人になりたいっていうのが一番強く、私にしかできないことを見つけて発信できたらなとすごく思っています。“香音ワールド”もそうですし、モデルさんとしていろんな表情を見せられて、いろんなテイストが似合う女性になりたいなと思っています。また、デザインをするのも好きなので、メイクとかお洋服とかいろんなものをプロデュースしてみたいです!
香音(かのん)
2001年4月20日生まれ、東京都出身。2013年、「第1回ニコ☆プチモデルオーディション」でグランプリに選ばれ、同誌の専属モデルに。その後、『ニコラ』の専属モデルを経て、2019年5月号より『Popteen』の専属モデルとして活躍し、“のんのん”の愛称で親しまれている。NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(2015)やTBS『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(2015)など、ドラマ出演も果たしている。