小型スマホ「Palm Phone」と比べてみた
手のひらサイズのスマホといえば、2019年春にSIMフリーで発売された「Palm Phone」がありますが、Rakuten miniのほうが一回り大きめ。両者とも、アイコンを縦にスクロールするというそっくりのホームランチャーを採用しています。
Rakuten miniのCPUはSnapdragon 439で、Qualcommがいうには、Palm Phoneが採用するSnapdragon 435と比べて、CPU性能は25%、GPU性能は20%向上しているとのこと。使い比べてみると、スクロールやタッチに対する反応、アプリの起動時間といった体感速度が明らかに違います。
バッテリーもPalm Phoneの800mAhに対して、Rakuten miniは1,250mAhと大きく、実際のバッテリー持ちもRakuten miniのほうが長いです。ほかにも、対応するLTEのバンド数が多かったり、Wi-Fiで5GHzをカバーしていたり、何より価格がPalm Phoneの4万5,630円に対して、Rakuten miniは2万1,800円と半額以下。
小さいスマホ対決ではRakuten miniの圧勝と言えるでしょう。ただし、Palm PhoneはIP68の防塵・防水性能を持っていますが、Rakuten miniの防水・防塵性能はIPX2・IP5Xと防滴レベル。また、後ほど詳しく紹介しますが、Rakuten miniはeSIMを採用しているため、SIMカードの取り外しができない点にも注意が必要です。