■末吉秀太
いつもAAAを応援してくださり、ありがとうございます。
いきなりの発表で驚かせてしまい、ごめんなさい。
AAAは、2005年にデビューしました。
デビュー前はストリートライヴをしていてお客さんも1人、2人くらいで、各地でライヴを重ねていくうちに、少しずつ僕らを応援してくれる人たちが増えていきました。
そして、これまで応援してきてくれた方1人1人にたくさんの夢を、景色を見せてもらい、今年 2020年に15周年目を無事に迎えることができます。
本当にありがとうございます。
感謝しかありません。
デビューから15年、これまでの活動の中では予想もしていなかった出来事がいくつもあり、楽しいことも辛いことも、たくさんありました。
むしろ辛さ、苦しさの方が圧倒的に多かったと思います。
それでもその先の希望に目を向け、真っ直ぐな道というわけではありませんでしたが、メンバーと共にここまで歩んできました。
年齢を重ねていく中でメンバー全員が改めて、自分の描く将来や価値観など、それぞれの人生に対する考えが色濃くなり
2016年頃から何度も話し合いを重ね、あらゆる選択肢があった中で、それぞれの思いを尊重した結果、今回このような報告となりました。
デビュー前から現在まで、様々なスタッフの方々、関係者の方々にたくさんのご支援をいただけたおかげでここまで来られたことを誇らしく、光栄に思います。
ありがとうございます。
そして僕らを拾ってくれて、ここまで育ててくれ、見守ってくれた松浦さんには感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。
松浦さんがいなかったら確実に今の僕らはありませんでした。
本当にありがとうございます。
そして何よりもここまでAAAを応援してくれたファンの皆さんには僕が生きる意味を、エネルギーをもらい、数々の夢を叶えさせてもらいました。
年齢、性別、応援してくれている期間の長さは関係ないです。
「興味を持ってくれた」その事実だけで僕は救われたし、ただ嬉しかった。
おかげで、あの頃は良かったとか昔に戻りたいという気持ちはこれっぽっちもなく、
自信を持って、人生でいま「現在」が 1 番楽しいと胸を張って言えます。
そう思わせてくれたのは、紛れもなくファンのみんなでした。
よく「夢を見させてくれてありがとう」だとか「勇気をもらいました」「生きていて良かったです」なんて言ってくれるんだけど、それは僕も同じことをファンのみんなに思っています。
人生楽しいことばかりじゃない。
苦しさや、面倒くさいことだらけのこの世の中、日々の中で苦難があるからこそ、暗闇の中で 一寸の光が希望に変わり、儚くも美しくみえることがあります。
だからこそ人生は残酷で、それでいて面白いと思える気がします。
この先きっと、もっと辛いことや悲しみが待っていると思う。
それでもその苦難も嬉しいことも全部ひっくるめて常にその時が1番楽しいと思えるような人生にしたいと思っています。
それが僕の生き方です。
その楽しいと思える空間を、人生をこれからもみんなと一緒に更新していけたら嬉しいし、見守ってほしいという想いです。
AAAを支えていただき、本当にありがとうございます。
2020年、5人で精一杯駆け抜けていくので、どうか見届けてください。
AAAは一旦活動を休止しますが、
これからもこの感謝の気持ちをしっかり結果に出して返していきたいと思います。
いつだって僕の背景にはファンのみんながいました。
そしてこれからも一緒にいられたらと願っています。
改めて、これからもどうぞよろしくお願いします。
僕は、自分が信じた「生き方」「道」「人たち」を曲げるつもりは一切ないです。
愛してるよ。