■オスカーが送り出す2人の美人女優
7人目は、女優業のほかグラビアでも人気を集める奥山かずさ(25)。昨年は『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系)、『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』(テレ朝系)、『カフカの東京絶望日記』(MBSほか)に出演したほか、ファースト写真集も発売された。
今年は1月から『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』(テレ朝系)、『SEDAI WARS』(MBS・TBS系)に出演。スーパー戦隊シリーズ出身で、オスカープロモーションの所属となれば、女優としてのチャンスには困らないはずだ。
8人目は、奥山と同じオスカープロモーションの宮本茉由(24)。『CanCam』モデルを務めるほか、昨年は『東京独身男子』(テレ朝系)でバー店員、『監察医 朝顔』(フジ系)では鑑識と真逆の役柄を演じ分けた。
今年は1月スタートのドラマ『トップナイフ』(日テレ系)で「二つの顔を持つ美人秘書」を演じる。女優デビュー作となった『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子』(テレ朝系)でも法律事務所代表の美人秘書を演じ、小日向文世を相手に堂々と渡り合っていただけにその再現となるか。
9人目は、昨年『全裸監督』(Netflix)で伝説のセクシー女優・黒木香を体当たりで演じて称賛を浴びた森田望智(23)。さらに、『Iターン』(テレビ東京系)、『これは経費で落ちません!』(NHK)のほか、12月には『情熱大陸』(MBS・TBS系)でもフィーチャーされるなど、飛躍的に知名度を上げた。
今年は1月からドラマ『トップナイフ』(日テレ系)で「若きスーパーナース」を演じる。所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツには、二階堂ふみ(25)、土屋太鳳(24)、橋本愛(23)、黒島結菜(22)と同世代の若手女優がそろい、切磋琢磨しながらステップアップが狙える環境も強みだ。
■あの「天才子役」が引退を経て覚醒
最後の10人目は、吉川愛(20)。「何を今さら」という人もいるであろう。それほど実績十分であり、「かつて吉田里琴の芸名で活動していた」と言えばわかる人もいるだろうか。
2002年のデビュー後、50作を超えるドラマ・映画に出演して「天才子役」と言われたが、2016年に芸能界引退。1年後に改名して復帰し、そこから過去を上回るほどの勢いを見せている。
昨年は『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『いだてん~東京オリムピック噺』(NHK)にレギュラー出演したほか、『緊急取調室』(テレ朝系)、『インハンド』(TBS系)、『ボイス 110緊急指令室』(日テレ系)、『シャーロック』(フジ系)にゲスト出演。「レギュラーでもゲストでも結果を出せる」演技力で各局から引っ張りだこだった。
今年は1月から『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で、ヒロインのライバル看護師役を演じる。こちらも経験十分の上白石萌音との演技バトルは注目を集めそうだ。
今年はどんな新星が飛び出し、どこまで人気を集めていくのか。ここで挙げた10人はその可能性を秘めた筆頭株だけに、一年間追いかけてみてはいかがだろうか。