CS:GOは「絶対王者」が余裕の優勝
会場転換ののちにCS:GOの決勝戦が行われました。CS:GOはサードウェーブが主催している「GALLERIA GLOBAL CHALLENGE(以下GGC)」でも採用されている事もあって、筆者的にはオフライン決勝を何度も見ているタイトルです。日本で最も強いチームと言えばAbsoluteで「(チーム名から)絶対王者」と言われています。今回も決勝に進出した2チームのうち、片方はこのAbsoluteでした。
一方、対戦相手は「ちんぱんじ~」。先のGGC 2019で準優勝になった強豪Ignisを破って決勝に登ってきたチームとダークホース的な香りが漂いますが、試合前のコメントは「日本一強いチームが相手なので胸を借りるつもりで頑張ります」との事。キャスター曰く「ちんぱんじ~でオフライン大会の経験があるのは2名だけで場馴れの点で不利だが、オフライン経験のある二名はベテランであり、爆発力に期待したい」とコメントしていました。
CS:GOは5対5のチーム戦で戦うFPSと呼ばれるゲームです。競技ではテロリストvs特殊部隊の役目を15ラウンドで交代して行い、テロリストが指定場所で爆弾を設置して爆発させるかカウンターテロリストを全滅させると勝利、カウンターテロリストは設置された爆弾を解除するかテロリストを全滅させると勝利というもので、16勝するとゲーム勝利。15対15になるとオーバータイムと呼ばれる追加ラウンドを行います。
またマネー制度というものがあり、相手を倒したりラウンド勝利を行うと(武器購入用の)お金が入るというシステムを採用しており、お金の管理が戦略上重要になっているのも特徴です(死亡すると武器がなくなるので、ラウンドを捨てて高い武器を守るために逃げまくるという戦術も使われます)。他のゲームでよくある「体力回復」もないのも特徴でしょう。
試合前のコメントからわかるとおり、古参のチームゆえの引き出しの多さと読み勝ちで試合は終始Absoluteがリードを取り、第一マップは今年3月から競技マップに加わったVertigoと呼ばれるものでちんぱんじ~が1ラウンド、第二マップのMirageは3ラウンドのみ取れたものの終始Absolute側が優位を気づき2マップ先取してAbsoluteが勝利しました。