ガラス張りの次は布張りが流行る?

IN WINの「Alice」は、ユニークな構造のミドルタワーケース。なんとサイドパネルが「布」なのだ。周囲が布張りというのは、デザイン的に斬新。布なので着せ替えも簡単だ。好きな柄の布で作ったカバーに交換するといった楽しみ方もできるだろう。トップカバーの色は、ダークグレーとオレンジの2種類。価格は7,500円と安い。

  • IN WINの「Alice」。周囲が布張りのため、PCケースには見えない

  • システムの実装例。布カバーを外すとオープンなので、作業はしやすい

構造上、側面から吸気はできないので、底面から吸気して上面に逃がす煙突構造となる。そのため、マザーボードはバックパネルが上に来る配置で、埃を防ぐトップカバーの隙間から、ケーブルを出す方式だ。ファンは、底面に12cm×3、上面に12cm×1を設置可能で、ラジエータにも対応する。

  • 底面にはダストフィルター付き。耐震性の高い脚を搭載している

  • 通常のリア側が上面に来る。電源は底面側に搭載スペースがある

  • 底面はどう見てもビールケース。ここに36cmラジエータの搭載が可能

  • 運び方も完全にビールケース。フレームはABS樹脂製なので非常に軽い

ARGBファン搭載のお得なミドルタワー

Sharkoonの「TG6 RGB」は、アドレッサブルRGB LEDファンを4個搭載しながら安価なミドルタワーケースだ。ファンのLEDは、スクエア&サークルのトリプルリング構造。8ポート対応のLEDコントローラも付属しており、マザーボードまたはリセットボタンから制御が可能だ。オリオスペックでの価格は12,980円。

  • Sharkoonの「TG6 RGB」。フロントとサイドが強化ガラスのケースだ

  • 内部の構造はシンプル。最長40cmのグラフィックスカードを搭載可能

純白のMini-ITX用オープンフレーム

ProjectMの「PM-N-FRAME-ITX-WHITE」は、Mini-ITXマザーボードに対応するオープンフレームケース。長尾製作所とのコラボモデルで、これはそのホワイトバージョンとなる。ケースには、SFX電源と2.5インチドライブ1台が搭載可能。グラフィックスカードは垂直設置にも対応する。価格は12,000円前後だ。

  • ProjectMの「PM-N-FRAME-ITX-WHITE」。ホワイトバージョンが新登場

  • 下部には、SFX電源と2.5インチドライブの搭載スペースがある