イヤホン&ヘッドホンやオーディオ機器の体験イベントとしては、国内最大級の「ポタフェス2019 冬」。発売を目前に控えたAVIOTの新しい完全ワイヤレスイヤホンのほか、ヤマハやソニー、オンキヨーなど注目のブースを紹介します。ポタフェス2019 冬の開催期間は12月15日まで。会場は「ベルサール秋葉原」の地下1階・1階・2階で、入場無料です。
AVIOT(2F-26)
THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)をメインビジュアルに起用した、完全ワイヤレスイヤホン新製品「TE-D01d mk2」のパネルやプロモーションビデオを大々的に展開していたAVIOTブース。
製品の展示もありましたが、担当者によると「予約の反響が大きく、生産が在庫分のみとなった。ポタフェスでは試聴機は用意できなかった」とのことで、試聴できないモックアップ展示のみでした。AVIOT完全ワイヤレスの人気ぶりがうかがえます。
ほかにも、発売以来高い人気が続いてる、ピエール中野氏(凛として時雨のドラマー)とのコラボモデル「TE-BD21f-pnk」(通称:ピヤホン)などが展示されており、これらは実際に手に取って試せます。
ヤマハ(2F-42)
ヤマハ初の完全ワイヤレスイヤホンを含む、多数の製品を出展。2019年12月発売の完全ワイヤレス「TW-E3A」と、ケーブルがついているタイプの「EP-E30A」、2020年2月発売に延期された「TW-E5A」は実機を使って試聴できます。
ノイズキャンセリング(NC)対応の上位モデル「TW-E7A」と「EP-E50A」は2020年2月発売で、ブースでの試聴はできませんが、ケースに収められた製品を見られます。
いずれも、再生楽曲の音量に応じて音のバランスを最適化し、耳への負担を抑えるというヤマハの独自技術「リスニングケア」機能を搭載しているのが特徴です。この技術の詳細は発表時のレポート記事で紹介していますが、会場ではリスニングケアの効果をPCとヘッドホンを使って視覚的に体験できるコーナーが用意されています。
ソニー(2F-33)
2019年11月に発売したストリーミングWALKMAN「A100」シリーズと「ZX500」シリーズを展示しているソニーブース。A100やZX500の分解モデルが展示されており、音にこだわった本体設計の一端を体感できます。なお、残念ながら2019年12月15日で予約受付が終了となるウォークマン40周年モデルの展示はありませんでした。
ほか、ノイズキャンセリング(NC)対応のワイヤレス製品「1000Xシリーズ」を展示。2019年12月7日に発売されたばかりのネックバンド型ワイヤレスイヤホン「WI-1000XM2」も体験できます。
Signatureシリーズの高級オーディオプレーヤー「DMP-Z1」と、ヘッドホン「MDR-Z1R」やイヤホン「IER-Z1R」の試聴コーナーもあります。担当者はストリーミングWALKMANやDMP-Z1の音質・設計について非常に熱く語っており、ウォークマンやソニー製品のファンにとって貴重なエピソードが聞けそうです。
Noble Audio / FiiO(エミライ、2F-53)
音の良さで注目を集めるNoble Audio完全ワイヤレスイヤホン「FALCON」。エミライブースでは、FALCON専用のスマートフォンアプリを先行体験できます。iOS/Android用が用意され、無料で利用可能。2019年中の公開を予定しています。
専用アプリでは、FALCONのバッテリー残量や、使用中のオーディオコーデックを確認できるほか、イコライザー機能やイヤホン本体のボタン機能のカスタマイズ、ファームウェアアップデート機能などが搭載される予定です。担当者は「将来的には、TWS+(*)が使えているか、アプリ上で分かるようにしたい」と話していました。
(*)True Wireless Stereo Plus:左右の音をBluetoothで別々に伝送するクアルコムの技術
エミライブースではほかにも、2019年12月20日発売予定のFiiO(フィーオ)製ポータブルプレーヤー「M11 Pro(Black)」や、Bluetoothヘッドホンアンプ「BTR5」の試聴可能な実機が用意されています。