活動量計、スマート炊飯器、大容量バッテリ……格安製品が続々

このほか、手首に装着するウェアラブル端末「Miスマートバンド 4」は0.95インチのフルカラーAMOLEDディスプレイを搭載したモデル。スポーツのアクティビティにおいてログを記録し、心拍数や睡眠も測定でき、スマホの通知(電話、メール、LINEなど)を知らせるほか、ミュージックプレイヤーの操作にも対応しています。価格は3,490円という安さ。12月23日にAmazonで発売されます。

  • 機能が盛り込まれた「Miスマートバンド 4」。1回の充電で最大20日の連続使用が可能です

「Mi IH炊飯器」は3mmの頑丈な内釜を備えた製品。初代Mi IH炊飯器を元 三洋、パナソニックの開発責任者である内藤毅氏が開発しており、その技術が受け継がれているそう。スティーブン氏は「高度な誘導加熱技術により、ふっくらと美味しいごはんが炊けます」とアピールしました。なおWi-Fiに接続することにより、Mi Homeアプリを使用して炊飯器を遠隔操作できるのもユニークな特徴。価格は9,999円で、Amazonから年内に発売されます。

  • Mi Homeアプリにより遠隔操作にも対応したWi-Fi搭載「Mi IH炊飯器」。9,999円は安すぎるでしょう

「Xiaomiメタルキャリーオンスーツケース 20インチ」は、スマートで耐久性がありながら軽量な作り。航空グレードのアルミニウムマグネシウム合金シェルと強化フレームにより、優れた復元力を備えているとしています。価格は17,900円で、年内にAmazonから発売されます。このほか38リットルの「Xiaomiスーツケース クラシック 20インチ」も発売。価格は7,990円となっています。

  • Xiaomi スーツケースは上品なデザインながら、やはり破格の安さ

「Mi 18W 急速充電パワーバンク 3」は、強力な10000mAhリチウムポリマーバッテリーを搭載した製品。USB-A出力ポート、2-in-1 USB-Cポート、マイクロUSB入力ポートなど、デュアル入力とデュアル出力を備えています。Bluetoothヘッドセットやスマートバンドなどの低電流デバイスを充電するための低電流充電モードも搭載。カラーはシルバーとブラックの2色展開で、価格は1,899円。やはりAmazonから年内に発売されます。

  • Mi 18W 急速充電パワーバンク 3は10000mAhリチウムポリマーバッテリーを搭載しつつも1,899円という価格を実現

どこで儲けているの?

発表会では、スティーブン氏が質疑応答に対応しました。

この時期に参入した理由については「来年には5Gが導入される。そこで、ちょうど良いタイミングだと判断しました。価値に見合った商品を提供することで、日本市場に大きな変化をもたらすことができると期待しています」とスティーブン氏。

シャオミはどこで儲けているのか、という質問には「インターネット企業ですので、サービスで収益を得ています。また、1つひとつの商品で大きな利益が出なくても、スケールメリットがあります」と回答しました。

他のIoT家電の製品も販売する予定か、と聞かれると「時間をかけて、日本市場に様々な製品を提供していきます。他の市場とは違い、日本市場には特別なカスタマイズが必要になるためです」としました。

今回の新製品は、どういったユーザー層に向けたものか、という質問には「Mi Note 10は、シャオミというブランドを日本の皆さんに知っていただくための製品。来年以降も、こういった最新テクノロジーの製品を出していきます」。

キャリア戦略、およびリアル店舗の展開予定について聞かれると「オープンマーケットに対応した(SIMフリーの)端末なので、3つのキャリアのネットワークに対応しています。実店舗『Miストア』の展開も事業戦略のひとつですが、本日発表できるものはございません」と話していました。