――今回のDVDでも対談されていますが、「huit(ユイット)」について、東野さんはどんなことを仰っていましたか
じろう:東野さんはいつも、見てすぐ帰っちゃうんですよ。今回は、あんまり東野さんにハマってなかったのかなって(笑)。
――ええ!? そう思った理由は?
じろう:いっつも(SNSとかに)書いてくれるんですよ。このネタがすごく好きだったみたいなことを。今回、なかった気がしたな…。
長谷川:なかったっけ?
じろう:東野さんの笑い声は目立つので、どれで笑ってるかというのはわかるんですけど…。インスタの方にも書いてなかった? 書いてたかなあ? どうだったっけ? だから、次回も来てくれるかどうか不安です。次回来なかったら、今年のはあんまりハマってなかったっていうことですね(笑)。
長谷川:(インスタを調べて)書いてくれてるよ。書いてくれてました。よかった。これ(「知らない自分」)と、片付けのやつ(「CHINMARI ~Let's キラメキお片付け~」)が好きだって書いてくれていますね(笑)。
――よかったです(笑)。ところで、単独ライブというパッケージにおいてコントを作るときには、どういった点を大切にしているのでしょう?
じろう:単独ライブを作るときは、なるべくジャンルが似ないように作ることは、いつも意識しています。こんなこともできるんだっていうのを、なるべく6本。全体として作ろうと思っているんです。一貫したコンセプトみたいなものは、最近はあまり持たせないようにしています。
――今回は、やっていて楽しめました?
じろう:毎年ですけど、今回も色々と楽しかったですね。やりがいのあるネタが多かったので。
――長谷川さんのお気に入りのネタはありますか?あと、シソンヌのファンが特に喜びそうなネタは?
長谷川:やってて楽しいのと、皆さんが好きなのは、また違うのかなと思っちゃうところもあるんですよね…キッチンのやつとお尻のやつは楽しかったですね(笑)。この1本目と3本目は、台本もそこまでカチッとせずに始まっていったネタなんです。なんとなく振って、ボケて、つっこんでみて、良かったら残っていくみたいな感じだったので、楽しかったですね。本番で出てこないネタもあるので、常に新鮮な気持ちでできました。バカなことを真剣にやっている楽しさもありました。お客様が喜びそうなやつ…「飲み会のあと」なんかは、やってみて思ったよね。これ、こんなに反応がいいんだって。
じろう:うん。
長谷川:思っていたイメージを、超えてきた感じはありましたね。