10月25日から11月4日まで、東京ビッグサイトにて行われる東京モーターショー。今回は初めて、高校生以下の入場料が無料となり、家族連れで楽しみやすいプログラムが用意されているという。中でも注目はキッザニアとコラボした「Out of KidZania in TMS2019」だろう。そこで今回は、体験内容や見どころをご紹介しよう。
会場はどこ?
キッザニアが出展するのは、青海エリア・青海展示棟のAホール。会場に入ってすぐ右側がトミカコーナー、そのすぐ奥が「Out of KidZania in TMS2019」の会場だ。最寄り駅はりんかい線「東京テレポート駅」ゆりかもめ「青海駅」となっており、有明エリアからは無料シャトルバスが運行している。
どんな体験ができるの?
「Out of KidZania in TMS2019」では、車関連会社10社による11種の職業体験を行うことができる。車の整備やデザイン、レーシングドライバーの体験など、車に関わる様々な職業の体験が可能。主に小学生が対象となっており、一部3才以上の未就学児も体験可能なプログラムが用意されている。1つのプログラムは基本的に30分。どのコーナーでも、制服やユニフォームに着替え、なりきって職業を体験することができる。それでは気になる体験内容を1つずつご紹介しよう。
レーシングドライバーの仕事・本田技研工業
本田技研工業が提供するのはレーシングドライバーになれるコーナー。赤いレーシングスーツを着て、レーサーになりきってレースの世界を体験できる。
モニターを見て、レースの魅力や大変なこと、レーサーになる方法を学んだら、本物のマシンに乗って記念撮影。シミュレーターに乗り、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースに挑戦する。芝生に突っ込むとがたがたと揺れたり、スピードが上がると振動したり、本物のカートに乗っているような体験ができる。
体験が終わったら、マシンに乗った写真にレースのタイムを書いたライセンスカードをプレゼント。ドライブが好きな子や、レースに興味がある子におすすめしたいコーナーだ。
車をメンテナンスする仕事・SUBARU
SUBARUのコーナーでは、車を安全に走らせるために必要な車の整備や点検を体験できる。
子どもたちは、実際の整備で使用されるトルクレンチやインパクトレンチといった工具を使い、車にタイヤやホイールを取り付ける。点検チェック表を元に作業を行い、先輩スタッフにスタンプがもらえるまでがお仕事。スタッフのサポートのもと、本格的な整備に挑戦できるため、ものづくりが好きな子や機械に興味がある子には楽しい時間となるだろう。