――寮生活において設けているルールはありますか?
ヨンヒ:洗濯、玄関掃除、食器洗いなど、1カ月ごとに洗濯・掃除の担当を変えてやるのがルールです。9月はソヒとスユンが洗濯物、というように。
ダヒョン:あと、悩みとか話したいことがあった時に、みんな時間を作って集まってコミュニケーションをとっています。
――やはり寮生活はグループの絆という面で重要そうですね。
ユンギョン:寮生活でみんなが近くにいて、頼ることもできて、メンバーというより家族という感じです。
――グループの中で最近流行っていることは?
ジュリ:肩をトントンとされて振り向いて、ほっぺに指が刺さったら負けっていう遊びをしています。最初、末っ子のダヒョンとやり始めたんですけど、どんどん広がってみんなでやるように。大変なときにこういう冗談で笑って、楽しい気持ちでステージに立っています。
――年齢的にもジュリさんが一番お姉さんですが、インタビューでのやりとりを見ても、AKB時代から変わらずしっかりされているなと。
ジュリ:(AKBでは)リーダーをしていたんですけど、韓国では言葉とかわからないことが多く、ヨンヒが本当にリーダーでお姉ちゃんという存在だったんですけど、日本に帰ってきてコンビニに行ったときにみんなが「これ何!?」ってすごい質問してきて、そのとき初めて「私、お姉ちゃんだ」って思いました(笑)
――韓国ではヨンヒさんがお姉さん的な存在なんですね。
ジュリ:そうですね。でも、ヨンヒが赤ちゃんみたいなときもあって、そのときはユンギョンがお姉さんに。みんな頼りになる存在です。
――ほかの5人から学んだことは?
ジュリ:たくさんあります。パフォーマンスに対する情熱が本当に強く、ダヒョンからヨンヒまで年齢関係なく自分の見せたいものや考えがはっきりしています。だから全員そろったときにパワフルなエナジーが見せられるのだと思います。練習でもダンスのディティール…角度やしなやかさ、強さとか、6人が完璧に合うまで練習するんです。最初はついていくのが大変だったんですけど、その探求心は本当に尊敬しています。
――逆にジュリさん以外の方に質問ですが、日本の人気アイドルグループで活躍してきたジュリさんから学んだことがあったら教えてください。
ヨンヒ:初めてMVを撮影したり、番組に出演したときに、ジュリのエナジーやいろんな表情がすごく勉強になりました。
ジュリ:いやいや、みんなできていることなので。ただ、歌番組やMV撮影のときは、ちょっと自信ありました(笑)。ヘッドセットをつけるのを助けてあげられたのもうれしかったです。
スユン:日本で活動していたときのジュリの映像を見たんですけど、不思議な感じがしました。一緒にデビューできてうれしいです。
――AKB時代の映像はいかがでしたか?
ジュリ以外の5人:かわいい!!
ジュリ:(照れながら)ありがとう!!
――ジュリさんがいることで、Rocket Punchに興味を持ったり、近い存在に感じている日本の人は多いと思いますが、国をまたいでいるグループという強みは感じますか?
ヨンヒ:ジュリがこのチームにいることで、日本で活動したときに親近感を持ってもらえると思いますし、いろんな経験ができるんじゃないかなと思います。
ジュリ:私が感じたのは、最初は韓国語が話せなかったので、その分メンバーが常に助けようとしてくれるんです。同じ言葉だったら助けはいらないですけど、国が違うことで助けようという気持ちをみんなが持ってくれて、国が違うからこそ絆やチームワークが強まったと思っています。この絆やチームワークも生かして、世界で活躍できるように頑張りたいと思います。