●チノ役:水瀬いのりのコメント
――久々に演じてみての感想と、アフレコの雰囲気を教えてください
Anime Japanのときに、OVAが原作にもある音楽会のシーンになると聞いたんです。キャラクターたちそれぞれの個性を出しながら、いろんな歌を描いていく物語と聞いて、楽しみになりました。これまでキャラクターソングはたくさん歌ってきたけど、歌と本編って交わることってあまりなかったので新鮮でした。アフレコはいつも通りのアフレコだったんですけど、もう最初の収録から5年くらい経っているんです。その間に私、水瀬いのりのコミュ力が上ってしまった結果、テストでそれが出てしまったんです…。それが嬉しくもあり、スミマセンって感じでもあるという。知らないうちに私も明るくなっちゃったんだなぁって思いました(笑)。
――見てほしいシーンは?
チノの幼少期も出てくるので、今とは違うチノの表情だったりを見てほしいです。音楽にチノがなぜここまで触れてきたのかとかもわかると思います。そこではチノのお母さんも出てくるので、期待していただければと思います。
――注目キャラクターは誰ですか?
チノのお母さんはもちろん外せないです。それとティッピーですね。とあるシーンで、チノ以外の人の頭の上に乗っているカットがあって、何だかすごく寂しい気持ちになってしまったんです。そこの懐き具合が、嬉しさもあり、おじいちゃん!っていう気持ちにもなりました。
――メッセージをお願いします
しあわせが詰まったフィルムになったと思います。『ごちうさ』の真髄って、優しくて泣ける部分にあると思っていて、前回のDear My Sisterも姉妹の絆を描いていましたけど、今回も人とのつながりや家族のつながりを丁寧に描いていたので、ぜひ何度も見ていただきたいし、来たる3期に向けて、これをぴょんと飛び越えてほしいです。