HT対応のPentium Goldに上位モデル
Intelの「Core i7-9700」は、8コア/8スレッドの新CPU。第9世代のCore i7としては、すでに9700K、9700KF、9700Fが登場していたが、無印は未発売だった。9700Fと同じくTDPは65Wだが、9700Fとは違ってGPUは内蔵しているので、内蔵GPUが必要であれば9700無印を選ぶと良いだろう。価格は43,000円前後。
また、低価格ながらHyper-Threadingに対応する2コア/4スレッドの「Pentium Gold G5420」も発売となっている。発売中の「G5400」の上位モデルで、コアクロックが3.7GHzから3.8GHzに向上している。そのほかのスペックはほぼ同じだが、TDPはなぜか58Wから54Wへと下がった。価格は8,000円前後。
10周年記念の超高速なRTX 2080 Ti
GALAKURO(玄人志向)の「GK-RTX2080Ti-HOF 10th AE」は、最上位ブランド「Hall of Fame」(HOF)の10周年を記念したという限定グラフィックスカード。16+3フェーズのiMon DrMOSを搭載しており、ブーストクロックは1,740MHzと、通常の1,545MHzより大幅に高速化されている。価格は210,500円前後。
10周年記念モデルらしく、構成はとにかく豪華だ。トリプルファンの大型クーラーは、空冷のほか水冷にも対応。カラーは、基板もクーラーもホワイトだ。特典として、DDR4-3600メモリ(8GB×2枚)、Cooler Masterとコラボしたサポートスティック、各種ステータスを表示できる「HOF OCパネル+」などが付属する。
3ファン搭載のRTX 2070 Superカード
トリプルファンクーラーを搭載するGeForce RTX 2070 Superグラフィックスカードが2モデル登場している。MSIの「GeForce RTX 2070 Super Gaming X Trio」は、補助電源が8ピン×2に強化されたモデル。GALAKURO(玄人志向)の「GK-RTX2070SP-E8GB/WHITE/TP」は、ホワイトカラーのモデルだ。価格はそれぞれ、75,500円前後と70,000円前後。