Amazonプライム・ビデオの婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』への出演がきっかけでブレイクし、バラエティ番組やファッションイベントに引っ張りだこの“ゆきぽよ”こと木村有希。歯に衣着せぬトークで注目されているが、テレビ番組で発言する際に心がけていることを本人に直撃した。また、ブレイク後の変化や、影響を受けた芸能界の先輩についても話を聞いた。

  • ゆきぽよ

    “ゆきぽよ”こと木村有希 撮影:辰根東醐

――バラエティ番組などでぶっちゃけトークや切れ味鋭いトークで大活躍ですが、発言する際に心がけていることはありますか?

ずっと素のままでいること、思ったことしか言わない、っていうのは心がけています。カメラの前で1回ウソをついちゃうと、そこからずっと嘘をつき続けなきゃいけなくなるから、ゆきはカメラの前で絶対ウソはつかないです。このご時世、一生残るものだから。

――周りの反応を気にして本音が言えない場面があったり、思ったことしか言わないというのを貫くのはなかなかできそうでできないことのように感じます。

ギャルだから許されるところってあると思うんです。ギャルって一般の人よりスタートラインが低いから、遅刻しないでちゃんと時間通りに行くだけで褒められるし、ゴミを拾うだけでも褒められるし、だからちょっとふざけたことというか、本音をバッて言っちゃっても、ギャルだしって周りが許してくれる。そこは得だなって思います。

――昔からはっきり意見を言えるタイプでしたか?

いえ、小さい頃は人見知りの静かな女の子だったんですけど、お母さんの影響かな。お母さんと性格が全く一緒で、お母さんが思ったことをパンパンって言っちゃう人だからたぶんそれに似たんだと思います。

――いつ頃から変わっていったんですか?

ギャルになってからだと思います。自分が完璧なギャルになったなって思ったのは高校生になってからなんだけど、ギャルになるって決めて、ギャル雑誌を見たりしてメイクを勉強したり髪の毛を染めたりしたのは小学4年生からで、その頃から少しずつ変わっていったんだと思います。

  • ゆきぽよ

――今の時代はバラエティ番組での発言などがすぐSNS上で炎上しますが、そういった反応は気にしますか?

炎上コメントが目に入ってこない。傷つくのわかっているからエゴサしないし、コメントで来ているのかもしれないけど目に入ってこないから、あんまり気にしないタイプだと思います。でも、「ゆきぽよ死ね」って書いてあったら傷ついちゃう。そういうのが書いてあったら怖いからエゴサは避けてます。

――本音トークをやめたいとか、テレビでのキャラクターを変えたいと思ったことはありますか?

キャラではなくそのまんまなので、変えたいということはないかな。友達にも「テレビで見ていても有希のまんまだから、テレビ出ていてすごい人なはずなのに全然すごい人に見えない」って言われるから、本当にそのまんまです。