描写自体もとても好印象です。開放でもまったく甘さは感じず、ナチュラルな解像感があり、なだらかにボケていきます。

もちろん、絞れば周辺までカッチリした高い解像感が得られます。純正の最新レンズだけあって、AF性能も優秀だと思います。ちょっとした動きものでも難なく合焦しますし、サクサクとテンポよく撮影が楽しめました。

  • FE 35mm F1.8、うさみみつ

    SEL35F18F(ISO100、1/2500秒、F1.8、+1.3補正)。JPEGから色温度とコントラストを調整しています(ノーレタッチ)。風になびく髪は繊細でありながらカリカリすぎない絶妙な描写です。ナチュラルな肌、衣服の質感となだらかなボケ、瞳のツヤ、いずれも見事です。空との境界で若干フリンジが発生していますが、目立たず修正できる程度です

  • FE 35mm F1.8、うさみみつ

    SEL35F18F(ISO100、1/2500秒、F1.8)。エスカレーターショットをもう1枚。正直、アカ抜けない構図ですが、広角でボケるレンズの良さはより感じられると思います。下の段にかけて、いい感じのボケがわかります。RAWから現像しています

  • FE 35mm F1.8、うさみみつ

    SEL35F18F(ISO100、1/4000秒、F1.8)。通行人などもいい感じにぼかせます。RAWから現像しています

  • FE 35mm F1.8、うさみみつ

    SEL35F18F(ISO100、1/100秒、F1.8)。インスタ映えを狙ったフォトスポットでの写真も最高にかわいく撮れました。RAWから現像しています

  • FE 35mm F1.8、うさみみつ

    SEL35F18F(ISO100、1/60秒、F1.8)。後ろに下がったりせず、自然な距離感でそのままボケをいかした写真が撮れる使い勝手の良さが魅力。RAWから現像しています

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO100、0.8秒、F4)。ピントは中央のコクーンタワーの正面上部あたりを基準に合わせていますが、隣のビル(向かって右)までかっちりと解像しています

  • FE 35mm F1.8

    こちらはSEL35F28Z(ISO100、0.8秒、F4)です。隣のビル(向かって右)の解像が明らかに甘いです

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO400、1.6秒、F16)。F16まで絞ってがっつり光条を出してみました。F18以上は回折の影響か、逆に甘くなります

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO800、1/20秒、F5.6、+1補正)。JPEGからハイライトを少し下げています。AF性能も優秀です。カメラを振って動きを表現してみました

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO1600、1/100秒、F3.2)。ホームに入ってくる電車を見てから、とっさにカメラを取り出して撮ったものです。JPEGから、露光量、シャドウとハイライトを調整。通行人回避のために少しトリミングしています

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO400、1/15秒、F4)。雨の空気感、金属の質感もよく表現されています。RAWから現像しています

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO1600、1/13秒、F13)。ローポジションから大胆に。金属ポールのツヤ、光源からのグラデーションもしっかり描写されています

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO100、1/1000秒、F1.8)。なんとなくカメラ任せで撮っただけですが、夕陽による光と陰のグラデーションと被写界深度のメリハリで雰囲気のある絵になりました

  • FE 35mm F1.8

    SEL35F18F(ISO100、1/2000秒、F1.8)。晴天の昼間の空気感、色乗りの良さを感じます。アウトフォーカスのコントラストが高い部分(葉の周囲など)にフリンジが出ています