ーー諸星さんはどうですか?
諸星:……質問、何でしたっけ?
安井:早くない!? まだ2人目なんだけど。そういうのはせめて4人目くらいでやってよ!(笑)
諸星:すみません!(笑) 強みですよね。そうだな、僕たちはそれぞれ個性的なカラーがあるので、それが7人合わさった時は、誰も見たことない色になるんじゃないかなと思います。色鉛筆にない色。
阿部:ちゅ、抽象的……(小声)
萩谷:それを受けて、顕嵐が具体的に言ってくれるそうです(笑)。
諸星:2人セットで!
長妻:ハッピーセットで!
阿部:えー、7人の色が、いい意味で被っていないので。一人ひとりの特徴がわかりやすいと思うし、それが混ざった時にどんな色になるのかは……俺たちにもわからない、みたいな。
諸星:……結局わからないのかよ!
全員:(爆笑)
森田:より抽象的になっちゃったよ。
萩谷:フランス語がドイツ語に通訳されたみたいだったよ、今。
安井:結局どっちもわかんないっていう(笑)。
ーー(笑)。では、長妻さんはいかがでしょう?
長妻:そうですね。7人全員が合わさった時も、もちろんすごいですけど、2人ずつ、3人ずつの組み合わせも面白いというか。俺たちが集まると、7だけじゃなくて、14にも、21にもなるみたいな……。
森田:それ、ただ7の倍数言ってるだけじゃない?
長妻:掛け算しちゃった(笑)。足し算で良さが増えていくだけじゃないということです! そこに、さらに観ていただいているお客さんの気持ちも入ってくるので。それによって、いろんな形を見せていけたらいいなと思います。そこが強みになるんじゃないかな。
■見出しコメント上手な真田
ーー安井さんは?
安井:さっきから「個性がバラバラ」みたいな話が出ているんですけど、僕は逆に、7人とも好きなものが同じだなと思う瞬間も結構あって。例えば、何か打ち合わせをする時も「俺、全然違う意見だわ」みたいな人って1人もいなくて、みんな大きく向いている方向が同じなんですよね。だから何を決めるにしても割と決断が早いし、ストレスなくやれる。そこが良いところだなと思います。
萩谷:僕も、似たようなことになっちゃうんですけど、何かひとつ目標があって、そこにみんなで向かえるところは良いなと思います。それぞれ得意なこと、苦手なことはバラバラだけど、だからこそ足りないところを補い合って向かっていける強さがあるな、と。
ーー最後に、真田さんはいかがですか?
真田:僕は「強み」っていうのは、そもそもないと思っています。
安井:斬新な切り口!
萩谷:さなぴーってさ、インタビューの時に見出しになるようなコメント言うの上手いよね(笑)。
真田:俺のコメントでインタビューを締めるつもりでいるから(笑)。どういうことかというと、あるのは「強み」ではなく、「熱さ」だけだと思うんですよ。僕たちはいつも、「これは無理だ」みたいなことは考えないようにしていて。今回、舞台のお話をいただいた時も「俺たちの実力的にできるかな?」じゃなくて、「とにかくやってみよう!」と決めて。
安井:確かに、根拠のない自信みたいなものはあるかもしれないですね。自信というとちょっと違うかな?
萩谷:チャレンジ精神旺盛ってことだよね。頭ごなしに否定をしないで、まずやってみて、ダメだったらそこで考えて、試行錯誤していこうっていう。
真田:その熱さが、自然と強みになっていると思います。……はい、これ校閲しておいてください!
ーー校閲!?
安井:最近覚えたんですよ、「校閲」って言葉を。
真田:今、『校閲ガール』めっちゃ見てるから(笑)。
安井:でもこの舞台もチャンスをいただいて、すぐに「……やりましょう!」と。とにかく「飛び込もう」という気持ちがすごくあったんです。僕らにとってもチャレンジだし、どういう着地になるのかはわからないんですけど、混ざり合って、誰も見たことない色になる……だっけ?(諸星に)
諸星:……くっせーこと言ってんな!
萩谷:くさいこと言うのが早かったんだよ(笑)
真田:記事を見たら多分、全部カットされてるよ(笑)
諸星:本当に!?
※インタビュー後編は、8月22日に掲載予定です。
■7ORDER project
「Happy をみんなで作りあげていく」をモットーに、安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人が活動するプロジェクト。第1弾として、2019年8月22日より東京・神戸にて、舞台『7ORDER』を上演。9月には中国・上海虹橋芸術センターにて“7ORDER project ファンミーティング in Shanghaiが開催される。また7人でバラエティ番組『イケダンMAX』(TOKYO MX 毎週木曜25:05〜)に出演中。 スタイリスト/とわづくり