「COCORO VISION」で4K放送の視聴・録画がますます便利に
3つのシリーズは、ともに地上デジタルなど2K放送のチューナー×3と、新4K放送用のチューナー×2を内蔵しています。たとえば4K放送の視聴・録画を1番組ずつと、さらに地上デジタル放送の番組を1つ録画するといった使い方ができます(別売の外付けHDDを使った場合)。2020年に行われる東京五輪では、複数競技の放送時間が重なると予想されます。新しいAQUOS 4Kがあれば、見逃すリスクを減らせそうです。残念ながら、4K放送の2番組同時録画には対応していません。
スマートテレビ機能のプラットフォームには、最新のAndorid OS 9をベースにしたAndroid TVを採用しています。Android TV対応のアプリを追加すれば、Netflixにhulu、dTV、YouTubeにTVerなど、各種動画配信サービスを視聴できます。付属するリモコンにビルトインしたマイクで、Googleアシスタントを立ち上げ、音声操作することも可能です。
シャープのAQUOS 4Kシリーズには、独自AIサービス「COCORO VISION」が搭載されています。ユーザーのテレビや映像ストリーミングサービスの視聴傾向を学習し、ユーザーがテレビを見る時間帯に合わせて、最適なコンテンツを画面表示と音声でレコメンドしてくれる機能を設けました。
COCORO VISIONによるテレビ番組のレコメンデーションでは、新4K衛星放送の視聴傾向も学習して、2K放送とともに、ユーザーの好みに合いそうなコンテンツをプッシュします。リモコンの「ココロビジョン」ボタンを押すと、画面にCOCORO VISIONのトップページが立ち上がり、動画/音楽/ゲームのコンテンツレコメンデーションと、ジョルテとのコラボレーションにより提供するCOCORO CALENDARのサムネイルを表示する4枚のカードが並びます。新しいおすすめコンテンツが届くと、画面表示と音声で知らせてくれます。
ちなみに、2018年に発売されたAN1シリーズは、テレビのフロントパネルに人感センサーを備え、人がテレビに近づくと自動で電源が付く仕様となっていましたが、今回発表された新モデルはいずれも、人感センサーを省いています。