■「かぶぬしそう会」も開きたい

――『のむたむらんど』についてですけど、おふたりがパーソナリティを務めるきっかけは。

野村 まず私が番組を始めることになって、そのときに誰かとやりたいなと思って、でんちゃんを指名したんです。

田村 ありがたいです。私も個人のラジオやニコ生とはご無沙汰だったのでやりたいと思っていたの。なんとタイムリーなんだろうと。

野村 「野村からきたよ~」とか思わなかった? 大丈夫だった?

田村 うん。最初、マネージャーさんから連絡があって、「野村香菜子さんとお友だちですか?」って。

野村 そこから?(笑)。

田村 「友だちです」と返したら、「4月から番組始まるんでよろしくおねがいします」って。そのあとすぐのむちゃんにLINEを送りました。

――そこから番組の方向性を決めるべく打ち合わせなどを。

野村 最初から決まっていたのは『のむたむらんど』という名前だけだったんです。そこで「ランドだからこうしていこうか」って。

――そこからコーナーを「アトラクション」、リスナーを「かぶぬしさん」、有料会員を「おおかぶぬしさん」と呼ぶことが決まっていったわけですね。

田村 私たちはテーマパークの経営者なんだけど、経営の仕方がわからないまま開園してしまったのでまだ無一文。だから衣装はスウェットで、机はダンボールということになりました。

――それが毎回のコメント数でだんだんグレードアップしていくわけですね。初回放送では背景も真っ黒のカーテンだけで。

野村 最初はピンクのカーテンの予定だったんですけど、「貧乏から始まるなら」って黒のカーテンになりました。毎回必要なコメント数も上がっていって、達成しなかったらどうしよう。ずっとスウェットになっちゃう。

田村 ダメだったときのことも考えとかないと。

――最終的な目標は?

野村 セレブが住むようなおうちにしていきたいですね。あと、毎回ロケをするとか。

田村 「かぶぬしそう会」(イベント)もできたらいいね。番組としては、自己満足にならないで、観ている人たちに楽しんでもらいたいです。なるべくコメントも拾って、コミュニケーションを取りながらできたらいいですね。

■ツッコミの才能が開花!?

――初回の感想はどういったものがありましたか。

野村 「1回じゃ足りない」「もっと観ていたい」とか。

田村 「楽しいけど疲れる」とかもあったね。

野村 私たちもかなりカロリーを消費しているからね。

――番組の紹介で「ボケ×ボケの危険な組み合わせ」とありましたけど。

田村 ツッコミってものがそもそも何なのかなって。

野村 でも私、結構ツッコんでいませんか?

――野村さんはだいぶツッコミですね。

野村 ですよね! でんちゃんといると私のツッコミが開花している気がするんです。「意外と私いけるんじゃない?」と思っています。

田村 おお……。

野村 でも、番組だからなのかもなって。一緒にご飯に行ったときとか、お互い別々の話をしているし。

田村 そうねー。それでも話は続いていくからね。

野村 根本的なところは「ボケ×ボケ」なのかも。

――コメントでツッコんでもらうことのほうが多いかもしれないですね。

野村 そこを私たちが拾っていかないと成り立たないかも!

田村 よく見ていこう!

――今後、番組が続いていくと新しいコーナーも増えていくと思います。やりたいことはありますか?

田村 ふたりでボードゲームをやりたいですね。大金が手に入ったら。

野村 やりたい!

田村 あとはもうちょっとまったり話せる時間があっても楽しいのかな。私たちのことを掘り下げるとかね。

野村 ゲストもいずれは呼びたいよね。スタッフさんからは「人間じゃなくてもいいよ」って言われたので。

田村 猫とかね。動きが遅い猫とかがいればいいですね。

野村 かわいがって番組まわせなくなっちゃう。でんちゃんも飼っているデグーは?

田村 デグーはダメですね。走り回っちゃうので。亀とかハリネズミとかをそこらへんに置いとくとか。

野村 動物園じゃん! 愛でながらトークってのもいいけどね。