i☆Ris、18thシングル「アルティメット☆MAGIC」座談会 - 新しい自己紹介曲に

■基本的にあほでいたいからね

CD+DVD
CDonly
TVアニメ「賢者の孫」盤

――今回のMVはみなさんお気に入りということですが。

若井　フルで観るとわかるんですけど、さきさまのネタっぽいところがすごく出ていて、笑いました。画面に向かって指差しをするところとか。

山北　うれしい～。みんなかわいいところが使われていて、「とりまsorry!」のところで「I’m sorry!」って出てかわいいところが使われているのに、ひとりだけこんなことをやっていて。

若井　ネタ担当です！

山北　今回、自由にやらせてもらったんですよ。試験管とか小道具も好きに動かして使っていいよって。骸骨の置物があって、骸骨って鋭利じゃないですか。だから、ひみちゃんみたいだなと思って(笑)。

茜屋　え(笑)。

山北　だから、骸骨を観て驚いているシーンがあるんですけど、あそこは「あ、ひみちゃん!」みたいに演技をしていたんですよ。それがOPに使われました。

茜屋　そうだったんだ(笑)。

芹澤　ふつうにビックリしているだけだと思ってた！

若井　そういうエピソードがほしかった! 私も最初の木彫りの熊に魔法をかけるシーンがあるんですけど、「●●」というあるネタをやったんですけど使われなかったんです。残念。

芹澤　バカでしょ(笑)。そういうの大好き。

久保田　あのとき流行っていたやつだね。

若井　そうそう。

芹澤　私はMVを見て、「この子はもっとかっこいい方が似合うかも」と思うことがあるんだけど、今回はみんな超しっくりきていました。私はふざけるよりかわいいに徹したんですよ。投げキッスも！

澁谷　クマに跳ね返されていたよね。

芹澤　完全に跳ね返された。ひみちゃんの最初の試験管が爆発するシーンでふざけていたので、それで自由にやらせてもらいましたね。それぞれの個性が出ていていいなと思いました。私ももっとふざければよかったかなーって。

久保田　歩いてポーズをするシーンがあるじゃない? 良いところの女学院の生徒みたいな感じで歩くシーン。なのに全員がいきなり変なポーズをして、それが決まっていなくてかわいくて、i☆Risっぽかった。

茜屋　クマとも、みんなで和気あいあいと楽しんでいたという思い出があります。

山北　みんないいよ。本当にみんないい!

若井　6分割でみんなが出てくるところもかわいい。

芹澤　いつまでもこういうノリでいたいと思いました。年相応じゃなくてね！

若井　i☆Ris落ち着いてきたなって言われたくないもん。

芹澤　基本的にあほでいたいからね(笑)。

――「アルティメット☆MAGIC」はTVアニメ『賢者の孫』のOPに使われているだけではなく、若井さんがヒロインのマリア＝フォン＝メッシーナ役でも出演されていますね。

若井　『賢者の孫』の説明をするときによく言っているのが、ストレスフリーというワードです。異世界ものって、設定が難しい作品が多いと思うんですけど、『賢者の孫』はほんとうに入り込みやすくて、誰でも気軽に観ることができるんです。疲れたときに観ても癒やされる。私が演じているマリア＝フォン＝メッシーナは、基本的にずっとツッコミを入れているお姉ちゃん。友だちとして仲良くなれそうないい子なんですよ。でも、モテない。

――久保田さんもアリス＝コーナー役として出演されています。

久保田　はい。主人公のシンやマリアのクラスメイトです。学校の中で優秀な子たちが入っているクラスなんですけど、シンが最強すぎるという。転生して最強なのって憧れるじゃないですか。なので主人公に感情移入しやすくて、ほんとうにストレスフリーです。男女問わず、誰が観ても楽しめる作品だなと思います。

――『賢者の孫』は異世界転生ものですが、みなさんが転生するならどんな世界がいいとか、こういう能力がほしいとか、そういう願望はありますか?

若井　モンスターが出てくるあの世界がいいなあ。モンスターが懐いてくれて、肩に乗ってコミュニケーションが取れて冒険できる世界に行きたいです。

久保田　私は、カラーギャングがいるちょっとあぶない池袋の世界に転生したいです。観ているだけでいいんです。

――久保田さんといえば、ですね。観ているだけでいいんですか? 絡まれているところを助けられるとか。

久保田　もう、そんな贅沢はいいです。そんな贅沢はできない! 通行人Aでいいです。

芹澤　私は人魚……かな。

――人魚姫が好きですもんね。

芹澤　そうなんです。なりたいんです、人魚に。水中で生活してみたい。もしかしたら人間に憧れるかもしれないけど、いま人間やっているものでどう思うかはわからないですね。いまの芹澤はずっと人魚がいいですね。

澁谷　私は英会話を始めていて、その理由のひとつにマーベル作品に出たいという願望があるんですよ。でも、英語がしゃべれないと、まず何を言われているか理解出来ないし、お芝居もできないじゃないですか。夢が大きすぎて恥ずかしいんですけども。なので、もし転生できるんだったら、マーベルの世界に飛び込みたいです。ヒーローに助けてもらいたい。

――憧れのスーパーヒーローのなかに入りたい。

澁谷　何も出来なくていいので、ヒーローになりたい、ヒーローの周りにいたいですね。

茜屋　私は昔から海外のミュージカルに出たいんです。高校は英語科だったんですけど、英語を学んだのもそういう理由ですね。転生とはちょっと違うかもしれないけど、本場の人に生まれ変わって、出演したいですね。ハイスクールミュージカルとか。

山北　私は、ナイスバディな女王様が好きで……。

澁谷　どういうこと!?(笑)。

山北　ボディラインが出ている女性がすごく好きで、おしおきをしたいんです。（笑）

澁谷　さきさまの年齢で言うと、なかなかリアリティが出るね(笑)。

――現在、5回目となるツアー「i☆Ris 5th Live Tour 2019～FEVER～」が開催中ですね。

澁谷　いろいろなライブを観てきた私が思うのは、今回のライブは客観的に見ても面白いと言えるような、ショーに近いライブになっています。

芹澤　ここだけでしか聴けないという感覚が強いライブになったよね。どのメンバーに偏ることもなく、万遍なく全員を楽しめる。セットリストでも、曲以外でもみんなを裏切れるんじゃないかと思います。

茜屋　これまでを凌駕するというか、「これがやりたかったんだよな」っていうものが入っています。私たちが楽しいと思っているので、その楽しさをみなさんにお届けできると思います。タイトルの「FEVER」どおり世界観も統一されて、頭から最後まで楽しめます。

久保田　絶対に観に来てほしいライブになりました。サウンドや照明込みで観たほうが楽しいライブ。ライブショーですね。

若井　テーマパークのようなワクワクドキドキな感覚があると思います。初めて来る方も、昔から応援してくださっている方も喜んでくれるセットリストになっているんですよ。

山北　ファンの方はi☆Risの新たな魅力に鼻血フィーバーになるかもしれないですね！いつも言っていますけど、今回は来ないと後悔するよと言いたいです。みんなティッシュを用意して来てください！