■かわいい女の子が好き

――短いなかでしたが、それぞれの個性を発揮していただいて。

阿部 でも、これって個性なのかなーって思うんですよ。みなさん「ガスマスク好き」とか「重機好き」で驚いてくれるんですけど、どうしてだろうって。

峯田 そうですね。自分的には個性なのかはわからないですね。

――なかなか珍しい趣味を持っているから個性と言われているだけで、自分からしたらただ好きなですもんね。

阿部 それが思いもよらぬ方向に転がるもんだなと思っています。ありがたいですね。

――言ってみるもんだな、と。ほかにもおふたりの共通点に「かわいい女の子が好き」とありますよね。

阿部 この情報社会の世の中は、私にとって生きやすくて、SNSなどで世界中のかわいい女の子に密着しています。時間を忘れて、世界を見てます。

峯田 私は特定の子とか、身長が高くても低くても年齢が上でも下でもオールマイティーなんですけど、まだまだ世界は見られてなかったです。

阿部 世界に目を向けよ。日々の糧になる。かわいい子のヒミツに迫ってるよ私は。

――どういう子に惹かれるんでしょうね。

峯田 うーん、ギャップは大事ですね。

阿部 そうだね。好きなモデルさんで、ストイックに体を鍛えてて、一見クールそうなんだけど、大きな口をあけて手を叩いて笑っているところを見るとキュンキュンしますね。同じ人間なんだなって安心します。

――阿部さんは第1回の放送で「女体盛りがしたい」と言っていましたね。

阿部 そうなんです!好きなんです。芸術として。

峯田 やらしい目的かと……。

阿部 そこはね、表現だから。表裏一体。でもね、女体盛り発言したときは「ざわ……」って。「お、まじか」って空気になりました。マネージャーさんもこっちを「チラッ」みたいな。

――そこはオッケーだったんですか?

阿部 私にNGがないので、いいんじゃないかと。だって好きなんだもん。

――今後、NGのなさをどれだけ前に出せるかってのはありそうですね。

阿部 せめぎあいですよね。

峯田 ヒヤヒヤしちゃうんですけど(笑)。ギリギリすぎると……。

阿部 本人に危機感がないっていうね。

峯田 私がどこまでフォローできるかですね……。口をふさぎます。

■深層の部分でつながっていければ

――おふたりとも、好きに対してまっすぐ突き進むタイプなんですよね。真摯に。

峯田 好きという感情が糧になっているので、そうしないと自分が保てないんです。

阿部 そうなのー。保てないとどうなっちゃうの? 見たい!

峯田 灰になっちゃいます。

阿部 えー! まあ好きはエネルギーだよね。

――今後も「好き」を前面に押し出したコーナーが増えていくと思いますが。

阿部 好きなものやフェチなどの話をしていきたいです! アンダーグラウンドな話ってなかなか普段でもしないし、コーナーにもならないけど、やりたいですね。掘り下げていけばどんどんパーソナルな部分が見えてくると思います。

峯田 なかなか自分のフェチを語ることってないですからね。あんまりお話をしたことがないようなことを、もっともっと引き出していきたいです。

阿部 「リスナーさんと一緒に番組をつくっていきたい」をモットーにしているので、リスナーさんも普段言えないことをぶつけてきてください。我々は両手を広げてまっているので。

峯田 リスナーさんの黒歴史を聞くコーナーとかもすでにありますからね。楽しみです。

――面白い番組になっていきそうですね。

峯田 まだ未知数ですけど、面白い番組にしていければと思います。おそろいのゴーグルやつなぎも用意していただいたので。

阿部 ねー! 言ってみるもんだ!

――第1回の反響はいかがでしたか。

阿部 初回にしてはいろいろな方に観てもらったみたいです。今後ゲストを呼ぶこともあると思います。ヴィムスにもまだまだたくさんいますからね。今後も峯田ちゃんと私でどういった化学反応が起こるのかが楽しみです。もちろん、我々の一方通行ではなく、番組を通してリスナーさんとコミュニケーションをしていきたい。深層の部分でつながっていければと思っています。

峯田 お互いの好きなものを共有していきましょう。思い切り語れる番組ですから。

――好きのぶつかり合いですね。

阿部 ぶつかり稽古です!