DCモーター搭載、力強くなったサーキュレーター

アイリスオーヤマは、部屋の空気をかく拌するサーキュレーターや扇風機などもラインナップしています。サーキュレーター新製品で注目したいのが、従来までのACモーターからDCモーター搭載に進化した「サーキュレーターアイ DC-JET」。

「サーキュレーターアイ」シリーズの特徴は、送風部がボール型の形状をしていること。ボール型形状によって風が効率的に送風部中心に集まり、直進性のある風を生み出せるといいます。

  • アイリスオーヤマのサーキュレーター新製品。左から「サーキュレーター扇風機 KSF-DC151T」、「サーキュレーターアイ mini KCF-SM121」、「サーキュレーターアイ mini KCF-SC121」、「サーキュレーターアイ DC-JET KCF-SDC151T」、「サーキュレーターアイ DC-JET KCF-SDC181T」

新製品のサーキュレーターアイ DC-JETは、ボール型形状を継承しつつ、モーターがACモーターから、高機能なDCモーターに変更されました。従来よりも細かく羽根の回転を制御できるようになり、風力は10段階から選べます。吸気口などのデザイン変更により、風速も従来モデルより30%アップしました。DC-JETシリーズは、適用畳数30畳の「KCF-SDC181T」と適用畳数24畳の「KCF-SDC151T」の2モデルを用意。参考価格は、KCF-SDC181Tが22,800円(税別)、KCF-SDC151Tが17,800円(税別)です。

  • 従来のサーキュレーターアイ(写真右)と、新製品のDC-JET(写真左)。見た目はほぼ同じですが、従来モデルでは風量設定が5段階だったところ、10段階まできめ細かく変更可能に。送風口も大きくなったほか、送風口の後部にスリット状の吸気口を用意し、風速が3割ほどアップしました

  • 付属のリモコンは、本体上部に収納可能

このほか、球体部分の大きさが直径約18cmとコンパクトな「サーキュレーターアイ mini」も登場。サーキュレーターアイ miniは、首振り機能やタイマー機能を備えるマイコン式「KCF-SC121」、首振り機能を搭載したメカ式「KCF-SM121」、3段階の風量調節のみに機能を絞ったシンプルなメカ式「KCF-SM121N」の3モデルがあります。参考価格はKCF-SC121が8,980円(税別)、KCF-SM121が7,980円(税別)、KCF-SM121Nが6,980円(税別)となっています。

  • コンパクトで軽量なサーキュレーターアイ mini。写真左はメカ式タイプ(物理的なスイッチ)、右がマイコン式タイプ(電気的なスイッチ)

  • コンパクトなので、夏の寝苦しい夜などにサイドテーブルに置いたり、デスクに置いたりできるでしょう

サーキュレーターのほか、扇風機としても使える「サーキュレーター扇風機 KSF-DC151T」も展示されていました。サーキュレーター扇風機は、夏は扇風機として、冬は暖房の熱を部屋にかく拌させるサーキュレーターとして利用できるため、1年を通してリビングなどで「出しっぱなし」にできるのが特徴。洗濯物を部屋干しするときの補助としても使えそうです。送風部がドーム型形状をしており、コンパクトながら最大31m離れたところまで風を送れます。

  • サーキュレーターのほか、扇風機としても使えるサーキュレーター扇風機。衣類乾燥モードも用意しました

  • 送風部分は自由に動かせます。風を身体に当てたくない場合は送風面を真上に向けることも可能です