『あなたの番です』主演の原田知世(左)と田中圭 (C)NTV

“放送枠”で注目なのが日本テレビの日曜ドラマ枠でスタートする、原田知世・田中圭主演『あなたの番です』(14日スタート、毎週日曜22:30~)。この枠は昨年10月期の賀来賢人主演『今日から俺は!!』、前期の菅田将暉主演『3年A組-今から皆さんは、人質です-』がいずれも期間トップの満足度を記録し、2期連続で“高品質”の作品を送り出している今最も期待値が高い。

特にティーンの支持が高く、eight社の調査による視聴者数では2期連続でティーントップの数値を記録。今作は最近の民放ドラマでは珍しく、日テレでは25年ぶりとなる2クールで展開されるストーリー、なおかつ途中視聴が難しいミステリーという超意欲作で、ティーン視聴者以外にも新鮮なドラマ体験となるだろう

■脚本家で注目は『きのう何食べた?』

『きのう何食べた?』主演の内野聖陽(左)と西島秀俊 (C)テレビ東京

そして脚本家で注目なのは、17年の年間満足度第5位を記録した山下智久主演『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』(フジ)や、昨年の邦画興行収入ナンバー1ヒットとなった同作劇場版も手掛けた安達奈緒子氏が担当する、西島秀俊・内野聖陽主演『きのう何食べた?』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)。

『コード・ブルー』のようなエンタテインメント大作だけでなく、人間ドラマも得意としており、昨年7月期に放送された清原果耶主演の『透明なゆりかご』(NHK)では、ハッピーなだけではない産科医の重い現実を描きながらも、不思議と爽やかな視聴後感が味わえるハートウォーミングな人間ドラマに仕上げ、期間4位の高満足度を記録した。

テレ東が得意とするグルメドラマを連想させるタイトルや、男性カップルが主人公という設定から、『孤独のグルメ』や『おっさんずラブ』のようなテイストを想像しそうだが、そのどれにも当てはまらない新しい人間ドラマに仕上がっている。

●「テレビウォッチャー」満足度調査概要
・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)
・サンプル数:関東1都6県、男性1,200+女性1,200=計2,400 ※回収数は毎日変動
・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各400サンプル
・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを同じアンケートモニターへ配信、データを回収するウェブ調査
・採点方法:最高点「5」、最低点「1」の5段階評価
●「テレビ視聴しつ」満足度調査概要
・対象局:NHK Eテレを除く地上波6局(NHK総合、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)
・サンプル数:関東1都6県、男性480+女性480=計960
・サンプル年齢構成:「10~19歳」「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女120サンプル
・調査方法:朝帯からゴールデン・プライム帯のレギュラー番組について月に1度、満足度と感想を収集するウェブ調査
・採点方法:最高点「5」、最低点「1」の5段階評価