パナソニックから、床拭きロボット掃除機「Rollan(ローラン) MC-RM10」が1月20日に発売されました。パナソニックでは、ロボット掃除機「RULO」シリーズを展開していますが、床拭きタイプは同社初。実機を借りて、自宅で試してみました。
ローランは、シートやクロスを底面にセットした本体が自走し、床を拭く仕組み。本体に給水用のタンクを備えており、水を噴射しながら床掃除を行います。セットするシートやクロスを変えれば、水拭きのほかに乾拭きも可能です。
市販のシートを使えてウレシイ
床拭き用のロボット掃除機としては、アイロボットの「Braava(ブラーバ)」が代表的ですが、ローランのユニークなところは、拭き取りを行う部分に回転式のローラーを採用している点。回転式ローラーには、付属する専用モップのほか、市販の使い捨てシートも取り付け可能です。
専用モップ装着時のモードは大きく分けると、乾拭き「ドライモード」と、水拭き「ウエットモード」の2種類。ウエットモードでは、タンクに水をセットし、裏面の回転ローラー前方にある噴水口(3カ所)から水を定期的に噴射して、モップを濡らしながら掃除します。専用モップ装着時は、ローラー部分が約5分半ごとに30度ほど回転し、モップの面が切り替わります。同じ面で掃除し続けることがないため、衛生的かつ効率のよい拭き掃除ができるのです。