ここからは、ワコムが開催した「スパイダーマン:スパイダーバース」のキャラクターイラストコンテスト「君だけのスパイダーマンを描き出せ! スパイダーマン:スパイダーバース キャラクターイラストコンテスト」の受賞作品を紹介していく。同コンテストは、映画に登場する6人のキャラクターのいずれかがモチーフに入ったイラストを募集したもので、審査員はjbstyle.氏やすぴ豊氏のほか、ワコムスタッフ、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントスタッフらが務めた。
まずは「特別賞」として、サラダ徳太郎@2代目垢氏の「The Amazing Spider-Man」、@MCKSP氏の「Miles Save the world」、JIN@HN氏の「運命を受け入れ、共に!」の3作品が発表された。副賞として映画のアートブックが贈られる。
また、「優秀賞」には、ラリアット氏の「We're Spider Warriors」、ホミル氏の「Fly to the NY」、御村イス氏の「摩天楼を駆け抜けろ!」の3作品が選出された。それぞれ副賞として「Wacom Intuos」が贈られる。
そして見事、「最優秀賞」の栄冠に輝いたのは、ヴァンダーファルケ氏による「僕らは”糸”で繋がっている」だ。ヴァンダーファルケ氏には副賞として「Wacom Cintiq 16」が贈呈される。なお、この作品についてjbstyle.氏は「完成度が群を抜いており、細部まで非常に丁寧に描かれている」とした上で、「プロの人がWacom Cintiq 16が欲しくて、こっそり応募したのでははないか? と思わせるほど上手い」と冗談を交えながら絶賛した。
なお、同コンテストのすべての受賞作品は、コンテスト特設ページに掲載されている。
このイベントで印象的だったのは、やはりjbstyle.氏が披露する「魅せるドローイングパフォーマンス」だ。非常に高速でありながら仕上がりは見事で、「LIMITS」世界ランキング1位を誇るイラストレーターの実力を見せつけてくれた。同氏もイベント中に語っていたが、イラストを描く上で「描写」はとても重要なことだ。jbstyle.氏曰く、映画「スパイダーマン:スパイダーバース」は「絵を描く人が見るのに最適な映画」とのことなので、絵やイラストをもっと上達させたい人は、是非ともこの映画を観て刺激を受けて欲しい。
なお、映画「スパイダーマン:スパイダーバース」は3月8日より、全国ロードショー公開となる。