いろんな音楽ソースに対応しています

LSPX-S2には、Wi-FiとBluetoothによるワイヤレス接続機能が搭載されています。さらにステレオミニジャックもあるので、例えばCDなどディスクプレーヤーをケーブルでつないで様々な音楽ソースが聴けます。

  • グラスサウンドスピーカー(LSPX-S2)

    本体の底面にも各種操作ボタンやNFCペアリングのための接点があります

Wi-Fi接続時は、スマホに入れた「Music Center」アプリのプレーヤー機能を使ってハイレゾ再生が楽しめます。CD音質のソース、またはBluetooth接続の音源をハイレゾ相当の高音質にアップコンバートするDSEE HXも便利。内蔵するデジタルアンプもハイレゾ対応の「S-Master HX」です。Bluetoothのオーディオコーデックはハイレゾ相当の音質に迫るLDACのほかに、AACとSBCに対応しています。

合わせて、Wi-Fi接続時は最大10台のLSPX-S2を同時につないで、グループ音楽再生も楽しめます。2台のスピーカーによるステレオ再生にも対応しているので、より立体感のある音楽再生環境を構築してみるのも良いかもしれません。

スマホアプリを使わず、ダイレクトにSpotifyのサービスに接続できる「Spotify Connect」にも対応しています。「Push&Play」機能を使うと、本体の底面にある音符アイコンのボタンを押すだけで、Spotifyで最後に聴いた楽曲や指定したプレイリストを一発で呼び出して手軽に再生できます。

  • グラスサウンドスピーカー(LSPX-S2)

    ステレオミニ音声入力も搭載。音符のアイコンボタンを押すとSpotify Connect機能が使えます

筆者は一足早くグラスサウンドスピーカーの新製品を体験する機会を得ました。そのサウンドは音の透明感だけでなくパワーもかなりあるので、ある程度広めのリビングルームも十分に明瞭な音で満たしてくれるだろうと思います。家族が集うディナータイム、またはパーティー用のスピーカーとしても最適です。住空間に自然と溶け込むデザイン、片手で持ち運べる手軽さはとても好印象。カフェなど商業施設に導入されていても特別に目を引きそうです。

最近のワイヤレススピーカーにはAIアシスタントを搭載する機種も増えていますが、中にはネットワーク設定などが面倒なため、すぐに使いはじめられない製品もあります。グラスサウンドスピーカーの新製品は箱から取り出して、スマホとBluetoothでペアリングすれば即座に音楽再生がはじまるシンプルなハンドリングも魅力的です。手軽に楽しめて、デザインもスタイリッシュなワイヤレススピーカーを探していたという方にイチオシといえる製品です。