今週の秋葉原情報 - 水冷/極冷向けのハイエンドZ390マザーが発売、安価なRazerデザインケースも

大型水冷ブロック搭載のZ390マザー

GIGABYTEの「Z390 AORUS XTREME WATERFORCE」は、水冷専用のウルトラハイエンド向けE-ATXマザーボード。巨大な一体型水冷ブロックを搭載しており、CPU、電源、チップセット、M.2を強力に冷却することができる。水漏れ検知回路と自動シャットダウン機能も備えており安心だ。価格は118,500円前後。

GIGABYTEの「Z390 AORUS XTREME WATERFORCE」。製品の箱はかなり大きい
基板は大きな水冷ブロックで覆われている。RGB LEDによる発光も可能だ

スペックはとにかく強力だ。16+2フェーズのデジタルIR電源と8ピン×2の補助電源コネクタを搭載しており、オーバークロック時でも安定した動作を実現。LAN機能は、Aquantiaの10GbEに加え、IntelのGbEと802.11ac Wave2を備える。M.2スロットは3つ用意されており、全てヒートシンクが付属している。

ファン+LEDコントローラの「AORUS RGB FAN COMMANDER」も付属する
バックパネルにはThunderbolt 3も備える。40Gb/sのデータ転送が可能

極冷オーバークロックにZ390モデル

ASUSの「ROG MAXIMUS XI APEX」は、液体窒素などによる極冷もサポートするオーバークロック向けのZ390チップセット搭載マザーボード。ハードウェアレベルの各種制御機能を備えており、極限のパフォーマンスを実現するという。極冷時のための結露検知回路も搭載し、ショートの危険性がある場合はLEDで知らせてくれる。価格は47,500円前後。

ASUSの「ROG MAXIMUS XI APEX」。オーバークロックに特化したモデルだ
バックパネルのインタフェース。BIOSフラッシュバックボタンも搭載

基板上には、リトライボタン、停止スイッチ、スローモードスイッチなど、オーバークロックに便利な機能を搭載する。速度を重視したためメモリは2スロットに抑えられているものの、通常の2倍の容量のDIMMに対応しており、最大64GBのDDR4-4800メモリを搭載可能。付属する「ROG DIMM.2」カードには、M.2 SSDを2台まで設置できる。