液晶一体型PC「LAVIE Desk All-in-one」でも新しいコンセプトを持たせた「DA940/MA」「DA500/MA」「DA770/MA」「DA370/MA」が登場しました。このモデルで最も重要な特徴としてNECが訴求するのが、「ボイスへの対応」です。特にDA940/MAとDA500/MAで対応した、シャットダウン状態から音声入力でPCを起動する「ボイス起動」については世界初の機能とアピールしています。

  • 液晶一体型PC「LAVIE Desk All-in-one」

  • 説明会ではボイス対応を訴求するデモを披露した

「LAVIE」2019年春PCの「ボイス起動」を試す

ボイス機能は「スマートスピーカーと競合しない」

このような音声入力によるPCの操作について、NECパーソナルコンピュータ執行役員の河島良輔氏は「家庭でスマートスピーカーが普及し、音声アシスタントの登場でPCのユーザーインタフェースとして音声が浸透しつつある。ボイスは大きな可能性を秘めている」と話しました。

ただ、その一方で、「LAVIE Desk All-in-oneのボイス機能は、スマートスピーカーと競合するものではない」とも言います。これは、家庭でスマートスピーカーを使っている、もしくは、スマートスピーカーの導入を検討しているユーザーに対してLAVIE Desk All-in-oneの優位性をどのように伝えるのか」という質問に対する答えとして出てきた発言です。

河島氏、森部氏はともに、現時点ではPCの操作を音声でできる利便性を訴求するとしており、スマートスピーカーではなくLAVIE Desk All-in-oneを選ぶメリットとして「PCと音声操作の利便性、そして、AIを利用したサービスの提供がLAVIE Desk All-in-oneなら1台で入手できる」(河島氏)と説明しています。

  • ホームPCのあるべき姿として音声操作を訴求する