Bluetooth対応のアナログプレーヤー入門機

アナログレコードを聴いてみたいけれど、本格的なアンプやスピーカーを置く場所は確保できないからと、一歩が踏み出せていなかった人に朗報です。ソニーが発表した「PS-LX310BT」は、アナログレコードを再生した音をBluetoothスピーカーやヘッドホンに飛ばしてワイヤレス再生が楽しめるプレーヤーです。価格は199ドル(約2.1万円)で、発売時期は未定です。

  • PS-LX310BT

    Bluetooth再生に対応したアナログプレーヤー「PS-LX310BT」

一体型のトーンアームにはアルミ素材を採用。アナログレコードを乗せるプラッター(お皿)にもアルミダイキャストを採用して回転の安定感を高めたことで、入門クラスのプレーヤーながら高音質設計を追求しています。背面にはフォノ出力やゲインセレクターも搭載。USB出力も搭載しているので、PCにつないでアナログ音源のデジタルアーカイブも楽しめるのかもしれません。日本向けの正式発表が気になります。

  • PS-LX310BT

    アルミ素材を使用するトーンアームを贅沢に採用

  • PS-LX310BT

    回転速度を33 1/3回転と45回転から選択可能

  • PS-LX310BT

    USB出力端子が搭載されています

立体音響対応。サブウーファーも内蔵した一体型サウンドバー

サウンドバーやパッケージタイプのサラウンドシステムを導入して、自宅でも迫力たっぷりの音で映画や音楽ライブを楽しみたいという人は多いはず。でも、重低音再生に特化したサブウーファーの置き場所に困って挫折……という声もよく聞きます。いっそ、一体型スピーカーにサブウーファーも合体してしまえばいいのに。ということで誕生した製品が「HT-X8500」です。

  • HT-X8500

    サブウーファーも一体化したサウンドバー「HT-X8500」

サブウーファー入りであることを感じさせない、スリムでコンパクトな2.1chのサウンドバーは、北米で春以降に399ドル(約4.3万円)で発売予定です。独自の「Vertical Surround Engine」を搭載して、Dolby AtmosやDTS:Xに対応する立体音場を再現します。

  • HT-X8500

    両側面にウーファーの開口部があります

  • HT-X8500

    HDMIは4K/HDRのパススルーに対応

HDRの映像信号は、HDR10、HLG、Dolby VisionのHDMIパススルーと、eARC(HDMIでテレビからアンプやサウンドバーに非圧縮オーディオ信号を通すための技術)にも対応しています。Dolby VisionおよびUltra HDに対応する最新のBDプレーヤーや、BRAVIAとの相性も抜群です。

  • HT-S350

    レギュラータイプのエントリーモデル「HT-S350」

このほかにも、従来のサウンドバーとサブウーファーをペアにしたサラウンドシステムの入門機「HT-S350」も、春以降に発売を予定しています。価格は199ドル(約2.1万円)が見込まれています。本機とHT-X8500はBluetooth対応で、スマホに保存した音楽も手軽に楽しめます。

Ultra HD Blu-rayにSACD、ハイレゾ再生も楽しめるプレーヤー

  • UBP-X800M2

    コスパ最強のプレーヤー「UBP-X800M2」

4K/HDRの高画質なコンテンツを収録するUltra HD Blu-rayディスクのほか、Netflix、Amazon Primeビデオの4Kストリーミング、SACD、DVD、ハイレゾ音源の再生も一手に扱えるという、頼もしいコンテンツプレーヤー「UBP-X800M2」は北米で春以降に発売を予定。予価も299ドル(約3.2万円)とお手ごろです。

ホームネットワークにはWi-Fiで接続できるので設置もシンプル。Bluetooth出力もサポートしているので、夜はヘッドホンでハイレゾやCD再生を快適に楽しみたいですね。

  • UBP-X800M2

    UBP-X800M2の背面端子

  • UBP-X800M2

    UBP-X800M2に付属するリモコンがこちら

さてさて、新春から物欲を刺激するソニーの新製品ラッシュをお届けしました。もはや2019年も散財必至!?