今週の秋葉原情報 - 最上位CPU「Core i9-9980XE」が登場、ドット絵を表示できるミドルタワーも

待望の最上位モデルがついに店頭に

先週、下位モデルから発売が開始されていたIntelの第9世代Core Xプロセッサ(Skylake-X Refresh)であるが、今週はいよいよ、最上位モデル「Core i9-9980XE」が登場した。18コア/36スレッド/165Wという仕様は前世代の「i9-7980XE」と同じだが、ベース/ブーストクロックが高速化されている。価格は252,000円前後。

Intelの「Core i9-9980XE」。高級感のあるパッケージに入っている
これらのモデルも発売に。ローエンドの「i7-9800X」も追加された

パッケージは従来通りLGA2066で、引き続きX299チップセットが利用される。今回は、i9-9980XEのほか、「i9-9960X」「i9-9940X」「i9-9920X」「i7-9800X」も新発売となっており、これで7モデル全てが揃った。価格は、214,000円前後～76,000円前後。なお、ローエンドのi7-9800Xは、第9世代Core Xで唯一のi7モデルとなる。

M.2を4スロットも備えるmicroマザー

ASUSの「Prime X299-Deluxe II」は、第9世代Core Xに対応したX299チップセット搭載マザーボードだ。18コア向けに電源周りが強化されており、8ピン電源コネクタを2つに増やしたほか、フィンアレイとヒートパイプのクーラーを搭載。Aquantiaの5GbEやThunderbolt 3など、インタフェースも充実している。価格は72,000円前後。

ASUSの「Prime X299-Deluxe II」。初代からは大胆にモデルチェンジ
プリマウントI/Oシールドを装備。ヒートシンクも派手に光る

また「ROG Maximus XI Gene」は、Intel Z390チップセットを搭載するmicroATXマザーボードだ。microATXながら、M.2スロットを4つも搭載(オンボードとDIMM.2カードで各2ずつ)。メモリは2スロットのみとなるが、通常の2倍の容量のメモリに対応しており、32GB×2で最大64GBまで搭載できる。価格は42,000円前後。